路上生活者の生活圏に変化

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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【31日23時 バ科新聞】

東京都内の路上生活者の生活圏に変化が現れている。かつては小規模店舗の立ち並ぶ雑然とした繁華街で生活する人が多く、ターミナル駅の周辺や商店街はまさにその定番だった。しかし今年に入って、銀座などの高級志向の町で暮らす路上生活者が増えている。

記者はその一人の生活に密着した。朝4時前に起きると、有楽町銀座新橋をまわって飲食店の軒先に出された空き缶を回収する。同時に雑誌、さらには雑貨や置物、玩具なども回収し、昼前には自転車に大きな麻袋が4つとなった。

かつては空き缶を換金するだけで生活が成り立ったという。だが、最近では路上生活者の増加から競争が激しく、さらに空き缶の買取価格も下がっていることから、それだけではとても生活できないという。長引く不況で、商店街や大衆居酒屋では経費節減のため、空き缶も貴重な収入源と考え、ごみとして捨てる店も減っているという厳しい現状もある。

そのためか、銀座や六本木など”羽振りの良い店”の店先を狙う人が増えているようだ。取材した男性も半年前まで都内の違う場所で生活していたが、今は有楽町と銀座で廃品を回収するのが日課になっている。

そのほか、物や食品を大量に廃棄する一部の大企業も、彼らにとって宝の山だ。都内では、汐留六本木ヒルズの東側、赤坂駅西側などに集まる人は多い。

中でも人気なのがお台場にある台場駅周辺だ。徒歩や自転車での移動に不便で、繁華街もなく、一昔前までは路上生活者には見向きもされなかった場所である。しかし、景気の良し悪しにかかわらず未使用品や食べられる食品を大量に廃棄する企業があり、一転して路上生活者にとって暮らしやすい場所となっている。


路上生活者のような弱者ほど、景気の影響をまともに受ける。われわれ報道に携わる者の使命として、これからもわが国の社会格差や生活弱者の問題を取り上げていく。

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