2012年の楽しいウィキペディア

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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この記事では、2012年に繰り広げられたウィキペディアにおける楽しいひと時を詳細に説明する。

元ネタはこちらから

2012年渾身のユーモア その1[編集]

2012年1月17日、世界を驚かせるニュースがウィキメディアより発信される。なんと、2011年の楽しいウィキペディアでも取り扱った、アメリカ政府の唱えるSOPA(Stop Online Piracy Act、オンライン海賊版行為阻止法)に異議を唱えるため、2012年1月18日にウィキペディアを24時間封鎖することを決断。これに踏まえ、インターネットの自由を維持するためには仕方がない行為であるとの声明も同時に発表される。ただ、2012年は大統領選挙で、なおかつオバマ政権が逆風に晒され続けていて、ついでに言えばウィキマニア2012は首都であるワシントンD.C.で行うことが決まっている中、全世界に向けてバラク・オバマ政権の方針に異議を唱えるというのは、まかり間違えば政治的に意味合いが色濃くなりすぎる可能性もあり、今後については余談を許さない。

まぁ、余談もクソもなく、確実に政治的に意味合いが濃くなっており、いずれ情報分野における政府とウィキペディアとの争いが本格化してもなんらおかしくはない。ついでに言えば、なぜ募金活動中に声明を発表しなかったのか、なぜイタリアでストライキが決行されたときに声明を発表しなかったかについては、まぁ、思うところがあったものと思われる。

ちなみに、イギリスイタリアで前哨戦が行われ、ウィキペディアの封鎖とウィキペディアの政権に対する抗議が現実のものになった今、今後、日本でも同じようなストライキが行われる可能性がある。まぁ、可能性だけ。正直、無視されると思うけれど。欧米に比べて、学術関連の記事の貧困さが目に見える日本語版ウィキペディアでは、ストライキをしたところで困る人間が想像つかないというのは、違った意味で悲劇である。

あわせて、今回のウィキペディアの動きに賛同する形で、英語版アンサイクロペディアでも同じく24時間のストライキに突入。むしろ、あそこの狂人連中が思いのほかこの話題を真剣に考えていることに驚くとともに、こんな真剣な議論にもバカが沸いてくることに、深く心を打たれる。いや、バカとは言っては失礼である。彼らはそれだけバカげていることにマジメなのだから。

これは、マジメなくせに馬鹿げている連中にぜひとも見せてやりたい光景である。

2012年渾身のユーモア その1.1[編集]

その後、アメリカ政府に対する抗議の輪はさらに広がり、ロゴを黒枠で囲む形でGoogleがこの抗議に賛同したほか、ボウリング・フォー・コロンバイン華氏911などのドキュメンタリー映画でも知られるマイケル・ムーア監督も同じくホームページをストライキ。さらに全米で何千ものサイトが同じようにストライキという形で抗議の意思を示している。もっとも、こういった抗議の流れはリベラル色の強いアメリカの歴史ではよくある話であるけれど、だいたい、こういった動きにはそれ相応のカウンターが用意されるのがお約束である。

ベトナム戦争で花開いたアメリカのジャーナリズム栄光の時代は湾岸戦争アメリカ同時多発テロ、さらにはFOXテレビの開局で完全に終了したように、ウィキペディアにおいてもすでにエンサイクロペディア・リブレを初めとする後発の辞書サイト群が少しずつ、少しずつまともな辞書の形態を整え続けている。そもそも、辞書などというものは、ある一定の記事数を越えさえすればどこを利用してもさほど変わらなくなる。10年後、法令違反がまかり通るウィキペディアに開拓者としての利点が存在するかどうかははなはだ疑問であり、実際、毎年11月に見たくもない顔を見続ける苦行から逃れるためならば、さっさと別のサイトに移動したいと考えている人間は大勢いる。

いずれ、国策で世界中の知識が取り纏められる時代が来て、ボットやツールそして優秀な翻訳ソフトが自動的に辞書を作成していく時代を迎えたとき、果たしてウィキペディアはその立場を維持し続けることはできるのか。なお、そういった点でアンサイクロペディアはもんのすごく他言語へ訳すのが難しい記事やら文章ばかりのため、安泰っちゃ安泰である。

2012年渾身のユーモア その1.2[編集]

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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「SOPA」の項目を執筆しています。

なお、2012年1月25日現在、日本語版ウィキペディアにおける「SOPA」の記事は未だ翻訳し切れていない。というのも、他の言語では、英語版に書かれた内容をある程度要約して、要点のみ記載しているのに対し、日本語では真っ向勝負とばかりに英語版に書かれた全ての内容を翻訳しようとした結果、10メガバイトを超える英文を翻訳せざるをえなくなる。しかも、肝心の英語版の内容が中立性に欠くものであり、なおかつ、内容も11節が14節まで増え、結果12メガバイトの英文を隅から隅まで訳さざるを得ないという状況に陥る。

さっさと諦めて要点だけ翻訳してもらいたい利用者のことをすっかり忘れて、今日もウィキペディア日本語版では世界的に注目された記事のみをコツコツ更新し続けている。心優しいアンサイクロペディアでは、今回の記事の完成を気長にいつまでも辛抱強く見守るものである、声を押し殺して

そして迎えた1月29日。ようやく翻訳作業が終了する。この段階で、いかに日本語版ウィキペディアの人員不足&記事をチェックするユーザーの不足が深刻なものであるかが丸分かりとなったため、内容ウンヌンよりもまず、その点についてを報告する。とりあえず、大勢の人間が注視する記事なんだから、もっと人手をかけてもいいと思うんだ、うん、笑いをかみ殺したアンサイクロペディアからの意見だけれど。

せっかくなので、最もひどかった状態でのウィキペディア「Stop Online Piracy Act」における記事の脚注のテンプレート設定ミスを報告する。

Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。」×3
Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 url は必須です。」×1
引用エラー: <references> で定義されている
“name=Domestic_Reality_Does_Not_Match_Bold_Words_on_Internet_Freedom_of_Expression” を持つ
<ref> タグは先行するテキスト内で使用されていません。」×1

長い間ウィキペディアを利用していたけれど、脚注で爆笑した経験は初めてである。せっかくなので、記憶と記録に残る版へのリンクもしっかりと整備する。なお、1月31日現在、内容は修正されており、冒頭にでかでかと掲げられてる「2012年1月18日に予定されている英語版ウィキペディアのブラックアウトについてはen:Wikipedia:SOPA initiativeおよびwmf:English_Wikipedia_anti-SOPA_blackoutをご覧ください」のテンプレート以外は、特に問題となる記述は存在しない。

長い間ウィキペディアを利用していたけれど、冒頭のテンプレートで爆笑した経験は初めてである。せっかくなので、2012年1月31日現在の最新版へのリンクも整備する。

以上の文章において一つ訂正がある。笑いをかみ殺すことなど不可能だった。こんな合わせ技に対抗するのはさすがに難しい。あわせて、アンサイクロペディアは超長文である今回の記事を翻訳された方を笑う意思は存在しません。ただ、こんなに大事な記事だってのに、チェックするユーザーを用意しなかった、用意できなかったウィキペディアの隠されたユーモアを笑うものであります。

その後、心ある人が冒頭のテンプレートを訂正したことにより、ようやく1月17日に英語版ウィキペディアから世界中に投げられた一連の「SOPA」騒動が終息することになる。なお、世界各国でインターネットの世界を飛び越えるほどのニュースとなったわりに、日本語の活字メディアではさっぱり報道されなかった件については特に問題はない。なぜなら、世界的なニュースとして報道しようとたら、日本語版ウィキペディアにおいて世界的なニュースで伝えるはずの該当記事がアレな状態だったわけだから。

・・・なんとなく、国策でこの問題が日本のインターネットに飛び火しないように配慮された気もしなくはない。なーーーーんも関係ないアンサイクロペディアからだけど。

・・・いや、マジでもうちょっと何とかしたほうがいいと思うんだ、うん。

2012年渾身のユーモア その2[編集]

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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「ウィキマニア」の項目を執筆しています。

2012年7月12日から15日にかけて、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.において、世界的なウィキメディアの会議である「Wikimania2012」が開催され、多くの人でにぎわいました。

無論、世界中の該当ページが会議終了後に過去形で表されているのに対し、いつもどおり日本語版ウィキペディアでは会議後の更新を無視。7月19日現在、例年通りのおいしいネタをアンサイクロペディアに提供してくださっている。あわせて、今回はウィキメディアに用意された世界中の利用者に向けた公式ページがいかにアレでアレであるかを、声を押し殺しながら以下に解説する。

なお、最終的にウィキペディアにおけるウィキマニアの記事が書き換えられたのは、開催から1ヶ月半を経過した9月始め。いつもどおり、国際的な知の動きにうとくて仕方がない日本という、国際的にも知られた欠陥を垣間見せている。

2012年渾身のユーモア その2.1[編集]

以下に、いくつかの言語における、今回の会議の開催案内を整備する。なお、タイトルだけは世界の言語であるのだけれど、どう見ても本文が英語に見えるのは目の錯覚か、ウィキメディアの公式の眼が腐っているかのどちらかである。

2012年渾身のユーモア その3[編集]

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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「ジョージ・W・ブッシュ」の項目を執筆しています。
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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「長野県北部地震」の項目を執筆しています。
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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「余震」の項目を執筆しています。
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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「誘発地震」の項目を執筆しています。

2012年9月、どこぞの雑誌において、インターネット上ではばを効かすウィキペディアの猛威に対する、危惧・懸念についての記事が掲載される。内容はいつもの話で、専門的に見れば間違っている記事の多く見受けられ、さらに記事の更新が遅れている場合もあり、参考にする際には注意しなければいけない、資料として使うなどというのはもってのほか、せめて英語版とのダブルチェックぐらいしやがれという、ウィキペディアを利用する人間にとって、ごくごく当たり前な話が繰り返し述べられている。

実際、ウィキペディアには、その発足直後から言われ続けている明確な一つの弱点がある。それは、即時性現在進行している事象に対する記事の更新が不規則でかつ、チェックに関しても相当に甘いため、これらのタグやらテンプレートが貼り付けられた記事の正当性は、まず疑ってかからなければならない、というものである。実際、数年にわたってウィキペディアを利用している人間にとっては常識すぎる話である。あわせて、これらの記事の正当性や内容のチェックがおろそかになるといった話は、ある意味、常に時間に追われ続ける報道機関としては致し方ない話である。まぁ、それが辞書を謳っているサイトが同じことをやろうとして、同じようにやらかすわけだから、そらあ大問題にもなるわな。特にひどい話として、ウィキペディアにおける多くの政治家の記事で見られるように、荒らし行為を防止するための編集保護タグのおかげで、まったく辞書としての機能をなしていないという、ある意味、致し方ない話もけっこーな割合で散見されている。特に、ジョージ・W・ブッシュのように、アメリカ大統領でありながら、しかもイラク戦争の真っ最中でありながら、丸々1年以上にもわたって直近の大きな政治活動が記載されないというたわけた話があったりもする。

しかし、それ以上にひどい話もある。それは、2011年3月11日に露見することになった東日本大震災関連の話である。

昨年3月に起こった日本史上屈指のレベルの大災害について、ウィキペディアというインターネット上でもっとも混乱しないと、思われていた、大変に知的なサイトですら巨大すぎる事象に巻き込まれてしまった結果、しっちゃかめっちゃか。記事の整合性はもとより利用者ごと右往左往して情報に振り回されるという話は、社会学的に見て大きな発見であり、サイトの運営を考えればとんでもない大問題だったりする。なんせ、大本である東北地方太平洋沖地震の記事はもとより、それ以外の事象の数が多すぎて、見事にコントロールが不可能になった結果、東日本大震災関連のカテゴリは有象無象の内容が詰め込まれすぎた混沌となってしまい、アンサイクロペディアが格好のネタにしつつ、ため息しか出ないなんて話もちらほらと。

そして終いには昨年のこの記事で散々バカにしたような、動物園カバですら震災関連の記事化するという体たらく。無論、まったくもって間違っちゃいないが、どう考えてもカバげた……もとい、バカげた話である。

幸いなことに、2012年に入ってからはそういった混沌も徐々に解消されていき、見てて頭痛がした東日本大震災関連のカテゴリも一新されることになる。震災から1年後には、ようやく、日本の知を感じさせる洗練された内容になり、アンサイクロペディアにとって一つの大きなネタの供給源が絶たれることになる。ようやく。本当に、ようやく。

あわせて、もう一つシャレにならない話として、栄村大震災静岡県東部地震などといった東北とは関係ない場所で発生した地震についても、ウィキペディアの即時性と現在進行の事象に関する弱点があらわになり、アンサイクロペディアの格好のネタとなっている。と同時に、日本の知てえものがかくばかりアテにならないという現実にもつながってしまう。

まぁ、要出典とその資料を発行した権威にすがって生きるのがウィキペディアンの常だから仕方ないという話でもあるけれど、上記の2つの地震について、気象庁日本地震学会が当初発表した東北地方太平洋沖地震の「余震の可能性」という言葉のおかげで、ウィキペディアはおよそ2ヶ月に渡ってこの震災を東北地方太平洋沖地震後に発生した東北地方の余震と一緒くたに扱い続けることになる。

そのとんでもない扱いに対し、どこぞの報道機関と同じだのなんだの、アンサイクロペディアがうんぬんかんぬんという話は当該記事で嫌になるほどしたので割愛。

ここで問題なのは、はたから見ても分かる矛盾をそのままにしておくことがいかにウィキペディアの信頼を下げるか、ということである。そもそも、地震についてまったくドシロウトのアンサイクロペディアからですら「震源から数百キロも離れた余震?アホなこと抜かすな」と突っ込まれるレベルの話なんだから、相当ヤバイ。しかし、気象庁も地震学会も、その後は東北地方東半分にかかりっきりになってしまい、人口2000人弱の長野の山村は、情報社会においても日本の知の現実の中においても置いてきぼり。いつまでたっても矛盾というか明確な間違いが訂正されないまま、記事に掲載され続けることになる。

このどうしようもない話は、結局、その後、幾たびも行われた加筆ごとに「誘発された可能性」だの「東北の地震と関連している可能性」だのといった表記で無理やりに濁そうとしていくものの、いつまでもどこまでも気象庁やら地震学会やらの権威に逆らうことが出来ないまま、当該記事でも関連記事でも余震という概念に縛り付けられていくのだからタチが悪い。最終的に発生から2ヶ月経った2011年5月になってようやく、名古屋大学誘発地震という概念を新たに生み出してネット上に論文を公開するまで、ウィキペディアでは「震源地から数百キロ離れた場所での余震」とかいう矛盾をどうすることも出来なかった。

このように、目の前で行われている事象であるにも関わらず、新たな概念やら言葉が出来ないと矛盾一つ埋めることができないというのもウィキペディアの真実である。そのくせ、地震の名前については何も考えもせずに「長野県北部地震」だの「静岡県東部地震」だのと速攻で決定。気象庁は命名なんかしていないのに、である。関係する自治体に風評被害を与えるというのも、全く以てウィキペディアの真実である。

とりあえず、こんなたわけた話がある以上、ウィキペディアにおける「現在進行テンプレート」が置かれている記事を鵜呑みにしてはいけない。時々、いきなり新しい言葉と新しい記事が出来て、色々と面倒な話になり、大抵の場合において、ウィキペディアは何もできない。

2012年渾身のユーモア その4[編集]

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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「イナズマイレブンの登場人物」の項目を執筆しています。
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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「ノート:イナズマイレブンの登場人物」の項目を執筆しています。

2012年、日本語版ウィキペディアの名物ページ「特別:長いページ」は再度再びもう一度、世界に向けて強烈な恥をさらす。というわけで、子供向けサッカー漫画&アニメ&ゲームであるイナズマイレブンについて、たかが登場人物のたかが紹介記事についてたかが70メガバイト(11月17日現在)という大記録を達成。原稿用紙500枚越えだの、読むのに1時間半だの、どう考えても本来のファンであるはず子供たちが読めない&調べられないだのといった、楽しい自己満足の世界が繰り広げられる。これは、2012年6月に行われた40メガバイトのイナズマイレブンの登場人物のページに、20メガバイトのイナズマイレブンGOの登場人物のページを投合するという暴挙の結果、生み出された悲劇である(「差の10メガバイトはどこから出て来た?」とか聞かないように。バイトは2進数だ)。

完璧に、見事に、素晴らしいほどに、アンサイクロペディアにおける「自己言及的なページ」化している点については、とりあえず黙っておく。見てて面白いから

そもそも、日本語版アンサイクロペディアにおけるもっとも長いページ「人間が勝手に作った円周率」が44メガバイトだというのに、それの5割増し以上の人物紹介を行う段階で、頭がおかしい。「気がしなくもない」なんて言葉を全力で取り払うぐらいに、頭がおかしい。もちろん、その異常なる分量に対してノートで記事の分割や個別ページの作成が提案されるものの、ことごとく却下されるという異常事態。ただでさえ巨大なページ同士を投合した後だからそんなことはできないだの、個別ページへの分割も、サブキャラにそんなページはいらない&もっと内容を吟味すれば減らせるとかいう理由ではねのけた結果、世界に向けて日本の恥をさらけ出すことになる。

まぁ、なんだ。管理する側が疲れ果てたんだな、と思いましょう。思ってあげましょう、本当に。

あわせて、今回の悲劇はインターネットの人気投票で有名になったキャラクター、五条勝を調べようとすると、特に明確な形になって現れる。。一応、帝国学園に所属するDFだということを知っていれば目次に出てくる項目名から探り出せるのだけれど、何も知らずに単にウィキペディアだから何か書かれているだろうと検索して、個別ページじゃないけど登場人物の記事なら出ているだろうと思って登場人物の項目に足を踏み入れた瞬間、「てめえら、バカだろ」という言葉が素直に口から出てくる仕組みになっている。しかも、あれほどインターネット上でネタになったにも関わらず、記載されている文章がわずかしかないため、それはまぁウィキペディアである以上仕方がないのだけれど、色々と色々と考えたくなる。とりあえず、どんな人間がこの記事に加筆しているかについては、彼の記述の分量で見て取れる。

さらに楽しい話として、ウィキペディアにおけるイナズマイレブンのテンプレートには赤リンクの項目が多くあり、特にサウンドトラックなどという微妙な項目においてそれが顕著である。どうしてキャラクターに向けられた愛情が、CDへ向けられないかについては、今後の検討が待たれる。……いや、そんな下らねぇ理由なんざ知りたくもないけどさ。

以下に2012年11月12日の段階での惨状に通じるリンクを記載する。あれが事典だと思えるやつらはバカである

2012年渾身のユーモア その4.1[編集]

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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「アンパンマンの登場人物一覧」の項目を執筆しています。

2013年12月25日、87万バイトもの巨大な何かについて、ついにウィキペディアンたちによる処断が下される。ようは、一度分割した記事を統合した過去を再検討し、再度分割することに決定。一度削除された記事、イナズマイレブンGOの登場人物を復活させ、36万バイトもの文章を移動させる。その結果、ウィキペディアの名物、長いページ一覧のトップから8位にまで落ちてしまう(2014年5月段階)。なお、その後にトップに躍り出たアンパンマンの登場人物一覧についても、記事ではなく、69万バイトものナニカにまで膨れ上がっており、分割が提案されている。

あわせて、名物記事である政教分離の歴史(47万バイト)は2011年に執筆者が渡欧してから大規模な更新が途絶えたままである。

2012年渾身のユーモア その5[編集]

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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「広告」の項目を執筆しています。

11月16日、日本語版ウィキペディアにいつものアレがやってくる。しかし、毎年毎年、ネット上でバカにされ続けたせいかどうか知らないが、2012年の寄付のお願いは今までとは違い、リンクを踏むたびに殴り殺したくなるジミー・ウェールズのご尊顔顕示システムではなく、単純な寄付に関するお願いメッセージを表示するだけの仕様となっている。

とりあえず、あの顔を見ると殴りたくなってくるウィキペディアの利用者にとっては相当に改善されたシステムであるといえ、毎年毎年利用者のことを考えてないバカどもという罵詈雑言をネタにしていたアンサイクロペディアにとっては悪夢のような悲しい話である。

けれど、さすがはウィキペディアである。さすがはウィキペディアである

何がさすがって、寄付の依頼文が日本語としておかしいところが特にさすがである。あれは、日本の知の最先端に位置するサイトに掲げるべきメッセージではない。確実にない。というわけで、以下に今回の寄付に関するメッセージを抜粋する。

ウィキペディアは非営利組織でありながら世界の5番目のアクセスが多いウエブサイトでもあります。毎月4億5千ユーザーが利用するだけあって、サーバー費、電気代、家賃料、企画費、人件費、法律上の手続き料など他の人気サイトと同様に費用がかかります。
独立を保つために広告を掲載しないように誓います。政府からの援助を受けません。皆様からいただいた寄付金で運営しております。平均金額はおよそ3千円で、もっとも多い金額は500円です。
これを読んでいる全ての皆様から500円の寄付金をいただけることができましたら、この募金は一時間で終わります。ウィキペディアの活動がより一層素晴らしいものになれるように、ご協力とご理解をいただければ幸いです。

とりあえず、ぱっと読むだけでどこかしらおかしさを感じてしまうこのメッセージについて、もっともおかしな部分についてピックアップするならば、このメッセージ自体、広告以外の何物でもないという、大変高度なジョークについて、語らざるを、えない。あれは、ジョークである。ウィキペディアの名誉のために、あれはジョークである。

とりあえず、非営利組織であるウィキメディア財団が自分たちの活動について、インターネットという広告媒体を通じて、所定の人々であるウィキペディアの利用者を対象に情報を伝播し援助を求めているにも関わらず、広告を掲載しないよう誓うという、ジョークである。あわせて、ウィキペディアにおける広告のページへのリンクを整備する。整備し、確認した上で、その意義を調べてみても、やっぱり広告以外の何物でもない。

2012年11月、パラドックスとはこうやって生まれるものであるという大変に知的な光景が繰り広げられるている。無論、白痴的な光景でもある。

あわせて、単純な文章のミスもしっかりと残しているところもまた素晴らしい。そもそも、ウィキペディアでは「ウエブサイト」で検索しても「ウェブサイト」のページにはつながらない(同様に「fifa」で検索しても「国際サッカー連盟」は引けない。「FIFA」でないとリダイレクト設定がされていないので受け付けない)。もちろん、ネット上では大昔からある言葉であり、読む人間が意味が分からないなんてことはないのだけれど、大昔からある以上、書いている人間の年代が丸分かりになってしまう、そんな言葉でもある。そのため、色んな意味で突っ込まざるをえない。とりあえず、この文章を書いた人間は確実に、90年代のインターネット黎明期を過ごしていることは間違いない。そんなことを知ってどうなるか、という話ではなく、そんなこと知りたくもないのに知らせてくることが、一番の問題である。

さらに、誰もが見ててアレ?と思う「4億5千人」については、一度「寄付をするボタン」をクリックして別ページを確認すると、しっかりとジミー・ウェールズからのメッセージで4億5千万人と明示されている。そのため、これはどう考えても文章を書いたウィキペディアンが悪く、文章を校閲しなかった別のウィキペディアンも悪い。さらには、こんな単純ミスにすら気づかずに堂々と利用者全員に間違った文章を掲載するシステム管理者の質も問われ、その上で、バカでも分かるミスを報告しない利用者も悪い。

あぁ、なんてひどい話なんだろう。面白いからいいけれどもさ。

せっかくなので、以下にアンサイクロペディアが書き直した文章を掲載する。

ウィキペディアは非営利組織でありながら世界5番目アクセスが多いウブサイトでもあります。毎月4億5千万人のユーザーが利用するだけあって、サーバー費、電気代、家賃料、企画費、人件費、法律上の手続き料など他の人気サイトと同様に費用がかかります。
独立を保つために営利目的の広告を掲載しないように誓います。政府からの援助を受けません。皆様からいただいた寄付金で運営していきます。その平均金額はおよそ3千円で、もっとも多く寄付される金額は500円です。
これを読んでいる全ての皆様から500円の寄付金をいただけることができましたら、この募金は一時間で終わります。ウィキペディアの活動がより一層素晴らしいものになれるように、ご協力とご理解をいただければ幸いです。

果たして、あの文章がいったいいつ手直しされるか、大変に見ものである。

ついでに言うと、ウィキメディア日本語版の寄付ページにおける寄付の最低金額ボタンは1千円である。……バカだろ、てめえら


2012年渾身のユーモア その5.1[編集]

2012年11月17日、ウィキペディアにおいて、近年まれに見る英断が下される。あまりにも見ていて悲しくなる日本語の文章の表示が一時ストップされ、利用者にとって静かで平和な11月が取り戻される。なお、心優しいアンサイクロペディアでは、どうせ次のメッセージにもネタがあふれ出ることを想定しており、次のネタの登場を今か今かを待ちわびるものである。

ついでに言えば、絶対に目標額には達していないと確信している。

あわせて、最初に掲示された寄付のお願い(背景の色が)について、当初想定したボタンの位置がおかしくて、一部ブラウザによってはログインボタンともろかぶりするという楽しい事態も見受けられたため、急遽、サイズを変更して表示するスペースをログインのリンクとかぶらないようにしたことについては、取り立てて話すべきことでもない。

よくある、ウィキペディアのほほえましい光景にすぎない。

2012年の渾身のユーモア その5.2[編集]

その後、ウィキペディアは寄付メッセージのシステムを変更し、ページを閲覧する際に何回かに1回の割合でメッセージが表示されるようになる。たぶん。道理で、2012年の冬はウィキペディアで怨嗟の声が聞かれなかったはずだ。けれども、ウィキペディアはそれまで11月から年末にかけてを集中的に寄付の期間に当てていたものを、通年で行うよう考えを改めた可能性もある。それはそれで鬱陶しい気がしなくもないけれど、平穏な冬の毎日の方が重要であるため、特に気にしないものとする。以下に、ようやく改められたメッセージを色調そのままに掲載する。

ウィキペディア読者の皆様へ。私たちは世界で5番目のウェブサイトを運営している小さな非営利組織です。わずか150人のスタッフしかおりませんが4億5千万人のユーザーを支えており、他のトップサイトのようにサーバー、電力、家賃、プログラム、人件費がかかります。ウィキペディアは特別なものです。例えるなら、図書館や公園のようなものです。知の神殿のようなものでもあります。私たちが考えたり、学んだり、知識を分かち合ったりできる場所です。独立性を守るため、私たちは広告を掲載しません。政府からの援助も一切受けません。私たちは寄付で運営されており、その平均額は3000円です。もしこのメッセージをお読みのみなさまがコーヒー1杯分の価格ずつご寄付くださったとしたら、この資金募集は1時間以内に終わるでしょう。ウィキペディアがお役に立ちましたら、ウィキペディアが次の1年間やっていけるように1分お時間をいただければと思います。資金募集のことを忘れて、またウィキペディアへ戻るために、ご協力願えませんでしょうか。よろしくお願いします
                                         お力をください。

なお、このメッセージは常時掲載されるわけではないため、広告ではなく単なる寄付のお願いである。また、小学生でも分かる文章の間違いもないため、最後の資金募集という言葉がくどいことを除けばまともな内容となっている。そして、バナーをクリックすると今までのような寄付ページへ飛ぶのではなく、バナー自体に寄付ボタンが付随し、Paypalやクレジットカード、デビットカードを持つ人ならば、クリックするだけで手軽に寄付ができるようになっている。

ただし、文章の内容はまともであるものの、相変わらず「新しいメッセージが届いています」と同じショッキングな色使いで書かれているため、目に非常に悪く、読み辛い。まるで、大声で怒鳴り散らしながら清き一票を求める選挙カーのごとしである。

あわせて、こんな簡単でかつ、利用者に不満を持たせないシステムを導入するためにどれぐらいの時間がかかったかについては気にしないこととする。

2012年渾身のユーモア その6[編集]

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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「ビコリム戦争」の項目を執筆しています。

そして、全世界を駆け巡り、IT関連雑誌にまで採り上げられる一大ネタが発覚。5年前の2007年に英語版で作成され、秀逸記事にまで選ばれた「ビコリム戦争」(17世紀中期の1640年から41年まで、インド西海岸のポルトガル領ゴアと中部のマラータ王国の間で戦われたとする)は、実は捏造されたものだったことが判明したのだ。

ウィキペディアが如何に信用出来ないかが全世界に知らしめられた一件だった。

もっともこれには上がある。カエサル暗殺にかかわった一人だと主張される「ガイウス・フラウィウス・アントニヌス」の記事、捏造だと判明した時には8年経ってたんだとか。おまけに、虚偽記事を消させまいとするウィキホリックたちと管理者の間で、一大編集合戦に発展した例もある。「ポルシェジア島」がそれだ。

2012年渾身のユーモア その6.1[編集]

その後、2013年に入ると、ウィキペディア日本語版で「ビコリム戦争」という記事が作成された。もちろんこちらは虚構記事ではなく、上記の出来事について解説した記事である。

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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「Wikipedia:削除依頼/ビコリム戦争」の項目を執筆しています。

しかし、これがまた問題となった。なんとこの記事自体が削除依頼に出されたのだ。理由は“わざわざ記事にするほどじゃない”。そして、削除議論中の当記事の様子がこの版からこの版である。ウィキペディアに自己言及的なページが8日間も存在した、素晴らしい期間である。

なお、現在ウィキペディアの「ビコリム戦争」は、元々標準名前空間だったのが、Wikipedia名前空間に移っている。しかし、スペイン語版では標準名前空間にあり、特にスペイン語を読めない人から見れば、本当の戦争についての記事と見分けがつかないという問題がある。

2012年渾身のユーモア その7[編集]

2012年には、独裁者として悪名高い2名の管理者R氏とV氏が、内輪揉めを起こして2人揃って管理者を解任同然の形で辞任するという大事件が起こった。大きな転換期ともいえるだろう。なお、彼らの後釜にはM氏とB氏の2名が収まる事になるが、前任者ほどの横暴さは無いようである。