青髭

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青髭(あおひげ)とは、グリム童話の初版にだけ掲載されていた童話。童話でありながら殆どノンフィクションであり、社会のに接近しすぎた為に、第2版からは世間体を重んじて削除されてしまった幻の童話である。

あらすじ[編集]

タイトル通り、青髭が特徴的な厳つい顔面の貴族が、とある女性を伴侶に迎えるところからストーリーは始まる。ある日、青髭の貴族(以下、青髭で統一)は用事のために家を開け、その間迎えた妻に屋敷の各部屋の鍵を預ける。ただし、地下室の扉を開ける鍵だけは使わないようにと厳命した。ところが、妻は好奇心から地下室の扉を開けてしまう。するとそこには無数の女性の死体が。それは青髭のかつての妻達であり、皆青髭に殺されたのだ。恐れ慄いた妻は逃げ出すが、その際鍵を落として血に濡らしてしまう。どういうわけかいくら洗っても鍵についた血はふき取れず、それが原因で青髭に地下室をのぞいたことが露見する。事を知った青髭はかつての妻達のようにその妻も殺そうとするが、妻は最期の祈りの時間が欲しいと言って時間稼ぎをし、近衛兵をつとめていた兄二人に助けを呼んだ。そして助けにきた二人の兄によって青髭は殺害され、妻は難を逃れた。青髭が残した莫大な財産は全て妻のものとなり、妻は幸せに余生を過ごした…というのが、この話のあらすじである。何かうさんくさいと思わないだろうか?

まず、青髭が本当にかつての妻達を殺していたのか不明である。全ては地下室を覗いた妻の伝聞に過ぎない。そして、青髭を始末した後、青髭の遺産で妻は余生を過ごしたというが、これもいかにも胡散臭い話である。二人の兄が助けに来るという過程も、あらかじめ仕組まれていた可能性も否定できない。

しかも青髭は、周囲の人々には温和な貴族として印象を持たれていた。二面性の激しい人間と言ってしまえばそこまでだが、本当に温厚で妻を殺し遺体を保存する猟奇的趣味のある人間などではなかった可能性も否定できないのだ。

真相[編集]

実はこの事件、実話がベースとなっている。その実話が辿る顛末は、それをベースに作られた青髭という童話とは180度異なるものであった。妻は初めから青髭の財産目当てに接近し、人の良い青髭を上手く垂らし込み、隙を作ったところで兄二人と共謀して青髭を殺害、財産を強奪したのである。所謂、御家乗っ取りである。

とんでもない事件であるかのように見えるが、中世は自力救済の社会であり略奪も合法化されている、法律の庇護を受けた生温い環境で育った現代人から見ればある意味世紀末な時代である。このような事件があって、なおかつ犯人達が何らお咎めなしとなっても別に不思議なことではないのだ。

そして、実は青髭は極悪人で、かつての妻達を殺して地下室に死体をコレクションしていたなどと、青髭殺害を正当化する嘘を、殺害後に妻とその兄達が吹聴した可能性は極めて高い。つまり、童話としての青髭のあらすじは、ある意味間違っていない。この話は童話どころではなく、社会風刺小説とも言って良い内容だったのだ。

尼崎事件[編集]

中世より時は流れて2012年、世界一平和ボケしていると言われている日本で、こともあろうにこの青髭のような事件が起こってしまった。尼崎事件である。青髭の妻は色仕掛けを使って青髭を篭絡したが、こちらの事件の主犯の女は因縁をつけることで相手を脅迫し、郎党を引き連れてその相手の家に上がりこんで、家族らを監禁・殺害して財産を強奪した。手口に多少の違いはあれ、やってることはまさしく青髭の妻とその兄達と同じである。しかも、複数の家族に対して犯行に及び、監禁・殺害して財産を奪う手口に及んでいる以上、青髭の妻より凶暴、狡猾である。また、どういうわけか警察が事件に気付かず、事実上看過されていたという状況も、青髭を殺して何ら咎めを受けなかった妻達の状況と酷似している。まさしく現代の青髭と言っても過言ではない事件であった。

上述した通り、中世は自力救済の社会であったため、青髭の妻達が行ったような非道が許されることもあった。事実、青髭と似たような御家乗っ取り事件は、度々起こっていたらしい。しかし、いやしくも法治国家を名乗る現代の先進国である日本で同じことをすればそれは一大事である。殺人・監禁など、紛れも無く著しい違法行為なのだが、どういうわけか看過された。案外、現代の先進国と言っても、メッキが剥がれれば中世の自力救済社会と何ら変わらないのかもしれない。

…ところで、青髭を殺した妻の二人の兄は、近衛兵という、国家権力と癒着した職業に就いていた。青髭の妻や二人の兄が殺人の罪に問われなかったのは、その辺りに依拠するところも大きかったと考えられる。とすれば、尼崎事件も、案外警察と犯人一味が身内の関係にあったりしt

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死亡確認

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