雪かきボランティア

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雪かきボランティア(ゆきかきぼらんてぃあ)とは、主に日本の秘境で行われる伝統的なサバイバルゲームである。その苛酷さは、あの自衛隊ですら音を上げるほどであり、けっして初心者が手を出していい世界ではない。種々のエクストリームスポーツに精を出す猛者たちの中でも、好んでこの世界に関わろうとする物好きは僅かであるという。なお、東北北陸、日本海側の都道府県では比較的ポピュラーであり、猛者がそろっている。

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ウィキペディア専門家気取りたちも「雪かきボランティア」については執筆を躊躇しています。そのような快挙を手際よくやりおおせたことは、我らの誇りです。

概要[編集]

雪かきとは、一般的に住宅の屋根および周辺に積もる雪を除去する作業を意味している。そこに、善意だけで手弁当、すなわち無料、只で作業をするボランティアという言葉をくっつけたものが、雪かきボランティアである。けれど、この言葉の内に隠された真意は、サバイバルゲーム、いや、むしろ生き残りをかけた死闘に他ならない。なぜなら、多くの日本人にとってとは白い粉状のふわふわしたものというイメージであるのだけれど、しかし、日本の奥地で観測されるとは、モンスターであり、悪魔であり、一般人の想像をはるかに超える、人類の敵である。

そこには、一人の人間が1日で数十トンもの物量の悪魔と対峙する現実が存在する。しかも、逃げることは許されない。逃げれば、それは迫り来る死を意味する。そもそも、文学作品において普通に白魔と呼ばれているのは伊達ではなく、実際に毎年、多くの人間が雪かきで命を落としている。

ただし、そういった経験を毎年繰り返し繰り返し積み重ねると、最終的に、震度7地震に遭遇しても、緊急事態における経験の積み重ねで、何とか冷静に乗り切れたりする。なんせ、毎年2月になれば、いつだって緊急事態なのだから。

準備[編集]

この項目では、一般的な雪かきボランティアに使用する道具についてを説明する。多くの場合において、雪とはかわいらしいふわふわした存在であるため、普通であるならば気をつけなければいけないような話は存在しない。

普通であるならば

一般的な雪かきの準備[編集]

まず、雪かきの道具を用意しましょう。そうですね、軽いプラスチック製のスコップが楽ですね。はは、そんなステンレス製のスコップだなんて、重くて使いづらいですよ。心配性ですねえ。あ、そうだ、手袋も毛糸で十分です。素手だと手に豆が出来るかもそれませんけれど、まぁ、これぐらい少ない雪だったらそれでもいいかもしれませんね。後、格好もダウンジャケットでも羽織れば十分です。普通の長靴でもまったくかまいません。屋根なんて上らなくていいですよ、いずれ溶けますから。

奥地での雪かきの準備[編集]

よし!これから隊の装備を改める!!
サーッ!)
全員、鉄製スノーダンプは用意したか!
イエッサーッ!)
ほら!そこのお前!プラスチック製のスノーダンプを用意するなど何事か!
足で雪壁に蹴り込むとき、縁が割れる危険性があるとあれほど言っただろうが!やり直せ!!
イェッサーッ!)
全員、鉄製のスコップはどうだ!
イエッサー!)
ようし素晴らしい、いいか、もう一度言うがプラスチックやアルミなどもってのほかだ!
俺たちが挑むのは、そんなやわな素材で相手になるような存在ではない!!
イエッサーッ!)
俺達が挑むのは、鉄のように固くそして鉛よりも重い化け物だ!
いいか、どんなに重かろうと使い辛かろうと鉄こそ正義だ、繰り返せ!!
イエッサー鉄こそ正義!)
もう一度!
イエッサー鉄こそ正義!)
ようし、いい声だ。装備品に、ワックス、蝋は塗ったか!
イエッサー!)
それでいい。あのクソッタレな粉雪どもは、すぐに道具の面に張り付いて滑らなくなるからな。
いいか、使えなくなる道具なんてものはここではゴミだ!カスだ!ウジムシだ!胆に命じとけ!!
イエッサー!)
軍手とゴム手袋は用意したか!
イエッサーッ!)
OK上等だ、お前らが立ち向かうのは重さ50キロの塊だ。毛糸なんぞ10分で汗が凍って使い物にならなくなるからな。
軍手を付けた上にゴム手袋だ。軍手は必ず3枚は用意しておけ!
サーイエッサー!)
どんなに厚手の手袋でも必ず穴が開くと思え!基本は1シーズンかぎりの使い捨てだ!
イエッサー!)
よし、次は服装だ、なんだお前その格好は!
サーッ!)
雪も降っていない中でこんな厚着をしていたら、腰の回転がしにくいだろうが!
イエッサー!)
いいか、よく聞けドシロウト共!雪かきの基本は薄手の服装を重ね着だ!
5枚以上重ねろ!どうせ30分で汗まみれになる。脱ぐことを基本に考えろ!!
イエッサー!)
このアホウのような厚着は、大雪が降っている最中か吹雪が降りつけている時のものだ!
サーッ!)
お前ら素人はまず、動ける服装を心がけろ!
サーッイエッサーッ!)
よし、次はカイロだ。お前らちゃんとカイロの数は確保したか!
イエッサー!)
いいか、どんな意志が固い人間でも、寒さ空腹暗闇からは絶望しか感じないぞ!!
サーッイエッサー!)
どんなことがあっても、カイロを5つ、休憩用の飲料を必ず確保しておけ!!
イエッサー!)
次!汗への対策は万全にしておけと言ったはずだぞ!
イエッサー!)
それをなんだ貴様、たったこれだけしか着替えを用意してないのはどういうことだ!
ノーサー!)
お前らみたいな新兵が、着替え時間を有効に使わずに3時間ぶっ続けで雪を動かすだと!
お前らの脳みそはいったい今まで何を考えて生きてきたんだ!!
ノーッサーッ!)
いいか、お前らみたいなトーシロは1時間に1回休憩しろ!そしてちゃんと着替えろ!!分かったか!!
サーッ!イエッサー!)
それと、なんだなんだその長靴は!すねまでしかないじゃないか!
貴様らは奥地の雪をなめているのか!
ノーッサーッ!)
いいか、あんな長靴で雪かきをやっていいのは地元の住民だけだ!
イエッサー!)
お前らずぶの素人は、ひざ下までの長靴を用意しろ!今すぐ!!
(イエッサー!!)
何?屋根の雪下ろしを手伝うだと?
ほほう、いい度胸だ。貴様、出身地を名乗れ!
新潟県長岡市です、サーッ!)
ほう、この隊にもそれなりの経験者がいたか。所属は!
山古志地区です!サーッ!)
よし!それは素晴らしい。合格だ。
いいか、今回は特例として2m以上積もった瓦屋根の雪を降ろした経験を持つものは、屋根の雪下ろしを許可する!
(イエッサー!)
ただし!下が雪である場合のみ!
(イエッサー!)
駐車場もしくは道路の場合、状況に応じて判断すること!分かったな!!
(イエッサー!)

(以下、略)

雪かきの光景[編集]

この項目では、雪かきボランティアの光景についてを描写する。なお、なにしろアンサイクロペディアである以上、どうしてもありえない光景を描写してしまうのは致し方ないため、今の段階で読者に謝罪をしておく。

一般的な雪かきの光景[編集]

じゃあ、玄関と歩道に積もった雪をスコップで道路へ押し出しましょう。プラスチックだとよく滑るので、アスファルトの上でも全然不自由じゃないですよ。それに真鍮やアルミみたいに嫌な音もしませんから。おっと、そこの私道は、塩化カルシウムを捲きますので、手を出さなくても大丈夫ですよ。もし捲きたいのでしたら、ゴム手袋を忘れずお願いします。あぁ、ようやく消雪パイプから水が出てきましたね。なるべく水が流れる場所に雪を集めてください。そうすれば、車のタイヤと水ですぐに溶けますよ。

奥地における雪かきの光景[編集]

バカ野郎!考えなしに道路へ雪を出すな!車が空転して出られなくなるぞ!そこも何やってるんだ、消雪パイプからの水が詰まって下流へ流れなくなってるじゃないか、向こう側の家のことも考えろクソッタレ。ほらほら、車が来たからさっさと道の脇へどいてろまったく。いいか、なるべく水が流れるわだちに雪を持っていけよ。ほらそこも、階段は少し雪を残しておけ!濡れたコンクリの上の圧雪は、少し凍っただけで雪ごと金具つきの長靴を滑らせる凶器だぞ!ちょっとぐらい凍ってるぐらいのほうが安全だからな!何?近所で車が出られなくなってるだと!分かった、今すぐ剣スコ(剣先スコップ)もって加勢してこい!あぁ、ちょっと待て。今朝の放射冷却で雪が凍り付いてるだろうから鶴嘴(つるはし)も一応持っていけ。圧雪が氷になってたら、剣スコよりもそっちのほうが役立つぞ。ほらそこ!なに泣きべそかいてんだ?ん?終わらないって?終わるわけねえだろ。この大降りの中、雪かきなんてのは終わるわけないだろうが。そもそも、朝に雪かきしてした車庫前の雪が3時間でもう車なんざ入らなくなってるだろうが。気にすんな、後3ヶ月たてば春だ。おい!気をつけろ!流雪溝が詰まったからといって、足で流そうとするな!浅いように見えるが、落ちたら流されて死ぬぞ!ちゃんとスコップで突き崩せバカ!ん?塩カル?そんな文明の利器は幹線道路だけの話だ。それに、捲いたところで、雪が降り積もるほうが早いから諦めろ。それにちゃんと落とさないと一冬で車がサビでボロッボロになるからな。冗談じゃなく。ほらほら、今度はバスが来たぞ!なるべくでっかい雪の塊をもっていって踏ませろ!大丈夫だ、ちゃんと突進してきてくれるから。よーしあと5分で交代だぞ!中でメシ食ってる連中が屋根から雪を落とすから、それをもう一度道路に出して、とりあえず今日はオシマイだ。それまで休んでていいぞ。あと、絶対に除雪機の側に近づくなよ。ブレードに巻き込まれたら全身バラバラになって肉片がそこらじゅうに撒き散らされるからな!それと、新聞紙を必ず靴の中に突っ込んどけよ。どうせ濡れたままもう一度履くにしても、それなりに違うからな。

腰はいまのうちからもんでおけ!!

謝罪[編集]

すいません、一般的な雪かきの光景をありえない描写で満たしたことを深くお詫びいたします。

参考例 奥地の住民の雪かき(平日)[編集]

毎朝、車庫の前に1m積もった雪を道路へ運び、消雪パイプで溶かすか除雪車に飛ばしてもらう(基本)。

車庫から車を出して仕事へ向かう。だいたい終業の頃になると、駐車場で車が雪で埋まっているため、備え付けの小さなスコップか、もしくは屋根及び窓ガラスに付着する雪を払うための器具を使用して車を脱出させる。その前に夕方、家人が車庫に車を入れるために、家族で雪かきをするか、車庫の前に車を止めて自分で道をつけるか。場合によっては強行突入。

×4ヶ月

参考例 奥地の住民の雪かき(休日)[編集]

車庫前の雪かきをしないと、後が大変になるため、休まずに雪かき。

天気がよければありがたいと思いつつ、吹雪だったらシャレにならないと思いつつ、屋根の雪下ろしを敢行。大人1人だと1日がかり、子供も含めて3人だと半日で終わります。近所中が一斉に屋根へ上る光景は、自分は一人ではないという安心感を与えます。風呂?着替え?もちろん用意してからです。

雪が降ってれば、夕方も雪かきを行います。場合によっては雪下ろしの残りをやることもあります。近所で誰かが雪を降ろしているのを見ると、心が温かくなります。

場合によっては夜も雪かきを行います。家からの明かりを見ると、心がほっとします。特に、翌日から長期にわたって屋根へ上れないような日がある場合は、本当に緊急事態といえます。真っ暗な吹雪の中、もしくは深深と降り積もる豪雪の中、たった一人で家人の命を守るために雪と戦う姿を見れば、家庭内の絆も深まるというものです。もちろん、空腹による絶望や、暗闇に対する不安。命の危険も高まるため、その恐怖はとても言葉では言い表せませんが、やらなきゃ家が潰れて死にます

もっとも、最近では自動的に雪が滑り落ちる屋根が登場し、だいぶ雪下ろしも楽になりましたが、横に落とした雪が屋根の雪とくっつくまで放置すると、雪の重みでそれはそれは楽しい事態になるため、そうならないようにちゃんと家の周りを雪かきしなければいけません。住居の壁を、数十トンもの雪の固まりが春になるまで圧迫しつづけるだけで、どれだけのゆがみが家の中にできるかについてはご想像にお任せします。後、屋根から落ちて死ぬ確率は減りましたが、屋根の下で雪を片付けている最中に、落ちてきた雪に潰されて死ぬ事故が増えました。

そんな日常です。

参考にもなりゃしない奥地の住民の雪かき(豪雪時)[編集]

・・・言葉に出来ない

ホームセンターで10万円の除雪機を買った住民の雪かき[編集]

…こんなの、役に立たねえ!!!

中古のおんぼろブルドーザーのほうが、よっぽど役に立つよ。もしくはトラクター持っているなら、それにドーザーキットつけたほうが、よっぽどマシ。

関連項目[編集]

阿部ちゃん
流行記事大賞 銅賞受賞記事

この記事は2012年流行記事大賞にて銅賞を受賞しました。
この受賞に阿部ちゃんも思わず興奮。