箱根登山鉄道

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箱根登山鉄道(はこねとざんてつどう)とは、神奈川県箱根町にある遊園地「箱根ゴールデンルート」のアトラクションの一つであり、園内の移動手段の一つである。

概要[編集]

アトラクションは大きく分けて三つのゾーンと一つの隠しステージに分かれており、それぞれ「登山電車」「ケーブルカー」「ロープウェイ」「渡し守」と呼ばれている。このうち「ロープウェイ」の運営は別会社が行っているが、実質的に一体的な運用が行われているため、「ロープウェイ」に関してもこの記事で述べることにする。なお、渡し守の実態は不明であるものの、箱根神社の管轄である可能性が高い。

登山電車[編集]

箱根町の全体に広がる広大な遊園地「箱根ゴールデンルート」に入園するための入り口として、まず最初に乗車することになるアトラクションである。園外である小田原市小田原駅から、園内でも中程度の標高にある拠点強羅駅を70分程度で結ぶジェットコースターである。ジェットコースターにしては速度が遅いが、出山鉄橋など絶叫スポットは多く、「箱根ゴールデンルート」の中でも人気が高いアトラクションである。

小田原~箱根湯本間は箱根町及び「箱根ゴールデンゲート」へのアクセス手段という性格も併せ持っており、ジェットコースターながら鉄道の線路も敷設されているという、いわゆる三線軌条区間である。小田急電鉄の列車が乗り入れており、実質同社の路線と思われている。

箱根湯本~強羅間は、急峻な山岳地帯を50分ほどかけてゆっくりと登る区間である。あまりにもゆっくり過ぎて、所要時間は同区間を走るバスよりも長くなってしまっており、ジェットコースターの高速走行によるスリルは皆無である。その代り、高所の崖を走行する路線の特徴を存分に生かした演出がなされており、途中出山の鉄橋では駅でもないのにわざわざ停まりそうな速度で走行する、あるいは崖の脇の平場ギリギリに停まるという高所恐怖症患者にはつらい仕打ちが行われている。

ケーブルカー[編集]

強羅~早雲山間1.2km、高低差200m以上をおよそ10分で結ぶ、斜め型エレベーターアトラクションである。途中4フロアで乗降が可能である。これもエレベーターにしては昇降速度がかなり遅い為、巻き上げ装置の老朽化が懸念されている。

搬器はスイス製で、最近のエレベーターのトレンドでもある「外が見える構造」を前面に押し出しているが、高所での眺望の良さを楽しめるのは谷側のわずかな領域のみであり、あまり意味を成していない。

園内の主要アトラクションのほとんどは強羅より下か、もしくは強羅から園内バスで向かうような所に存在するため、山を越えて大涌谷か芦ノ湖へと向かう観光客を除けば、強羅まで上ってきた観光客がケーブルカーに乗車することは稀である。よって、知名度も登山電車よりは低い。

ロープウェイ[編集]

早雲山から芦ノ湖脇にある桃源台駅までを24分で結ぶ、空中散歩が楽しめるゴンドラアトラクションである。活火山である箱根山で最も火山活動が活発に行われている大涌谷の上空を通るため、万が一噴火した際の保険料が運賃に含まれており、初乗り運賃最安が730円と馬鹿高くなってしまっている。

その運賃の馬鹿高さゆえに安価なバスにお株を奪われており、ロープウェイは初めて箱根を訪れて右も左もわからないような箱根初心者が利用するに留まっている。しかしながら、馬鹿高い運賃をカバーするフリーパスの存在と、箱根初心者の人数の多さが幸いしてか、このロープウェイはゴンドラ・リフトにおける乗車人員に関してギネス世界記録を所有している。

少なくとも、フリーパスを所持しない状態でロープウェイを利用することはお勧めできない。全線走破だけで1370円かかってしまう。

渡し守[編集]

2015年より箱根山に設立された新しくも伝統的な交通手段。一般的に大涌谷で営業していることで知られているものの、場合によっては神奈川県全域や東京都までも出張する可能性もあるとのこと。料金は驚愕の六文。円ですらない。しかし、真田家を初めとする大口の顧客に恵まれており、黄色と黒のロープをくぐって渡し守に乗ろうとする観光客も後を絶たない。あわせて、川を渡る際には、岸辺にて子供達が石を積むアトラクションも実施されており、「一つ積んでは父のため」「二つ積んでは母のため」という、誰も3番の歌詞を知らない名曲がエンドレスで流れている。

もし、毎年1月に行われる箱根駅伝の際に5万2千年ぶりの破局噴火が発生すれば、1日で東京ディズニーランドの年間入場者数を越える観光客がこの渡し守に殺到するとも言われている。

歴史[編集]

そもそも「箱根ゴールデンルート」の歴史は古く、奈良時代にはすでに温泉が発見されていたが、一般に広く知られるようになったのは天下を取ったサルが小田原まで遠征した際の事であった。

その後明治時代までは湯治場として利用されていたが、明治時代に入ると東京に近い温泉場という立地条件に目を付けた実業家によって保養地、あるいは観光地としてアトラクションの建設が進んでいった。その折にアクセス手段として作られたのが箱根登山鉄道である。かつては馬喰と呼ばれる人々によって、馬に人を乗せて運ぶスタイルが江戸時代まで一般的に用いられていたが、文明開化以降は馬に馬車を引かせた乗合馬車スタイルが一般的となり、1888年の開業当初にもこのスタイルが用いられた。しかし、箱根八里を越せるはずの馬もさすがに馬車を引くのは疲れてしまうのか、運行は馬の体調に左右されるところが大きく、経営は芳しくなかった。幸いにも早川が流れており水に恵まれていた箱根では水力発電が行えたため、発電した電力を売るついでに、この乗合馬車をどうにかして娯楽用途にも用いれないものかと考えた末、1890年に第3回内国勧業博覧会で展示されていた「ローラーコースター」をモチーフにアトラクションに転換することにし、1900年に完成した。

その後、1919年にローラーコースターを強羅まで延伸、1921年には斜行エレベーターとして強羅~早雲山の区間が開業した。これまで園内の移動手段として活躍していた人力車夫や駕籠かきを、同時に開業した園内バスといがみ合いつつ追い出し、園内の江戸時代っぽさを排除することに成功したが、やはり新しい技術は時が経つと目新しさも無くなってしまい人気を集められなくなったのか、逆にその乗合バスに追い出されそうになってしまう。箱根登山鉄道はついに音を上げ小田急電鉄に泣きついた。

その後、小田急(の背後にいた東急)の配下の元、西武鉄道との熾烈な観光地開発競争で観光客数が急上昇し、たちまち箱根登山鉄道は園内の主要交通手段兼アトラクションとして、確固たる地位を築き上げるまでに成長した。現在では、箱根登山鉄道に乗ることそのものが観光として扱われており、観光客からの人気も高い。今後の行く末も安泰である。

元ネタ[編集]

なお、こういった箱根山のようななだらかな火山に鉄道を通すという話の元ネタとなっているものが、イタリアの大衆歌謡及びみんなのうたで名高い「フニクリ・フニクラ」正式名称「ヴェズヴィアナ鋼索線」である。1880年にイタリアのこれまた有名な活火山であるヴェスヴィオ山の山頂まで通したこの観光用の鉄道は、当初は利用者が少なかったものの、世界初とされるコマーシャルソングを作成したことから一気にその名が知られるようになり、ヨーロッパ中から人々が集まる一大観光地と化す、といった話を箱根でも行ったわけだけれども、実は箱根では登山鉄道の前に箱根馬子歌という有名な民謡が存在しており、「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」という言葉が鉄道よりも先に民衆に知れ渡っていた。

そのため、日本初の観光地に関するコマーシャルソングの座は静岡電気鉄道(現、静岡鉄道)のちゃっきり節か、もしくは伊豆大島波浮の港に奪われることになり、本格的なヒットを飛ばした箱根を舞台にしたコマーシャルソングというものは、2000年に発売された氷川きよしの「箱根八里の半次郎」まで待たなければならない。

沿線[編集]

小田原~箱根湯本間[編集]

「箱根ゴールデンルート」に入園する前の助走区間ともいうべき区間である。後述の山岳区間に比べると、最大勾配は40パーミルと比較的緩い方ではあるが、全国の鉄道路線からすればこれはかなり急な勾配であり、これをすいすいと上っていく小田急ロマンスカーの姿に感動を覚える鉄道教徒も数多い。この6.1kmの区間で標高差は82mである。まだまだ山岳地帯とは程遠いレベルであるが、周りは自然あふれる山々に囲まれた急峻な谷間を走っているので、短いながらも箱根の片鱗を味わうことが出来るお手軽な区間である。

箱根湯本~強羅間[編集]

ここからが本格的な登山アトラクションである。2両ないし3両のコースターが崖に沿ってぐんぐんと登っていく。谷側の窓から見る景色はまさしくタマヒュンものである…と思いきや、樹木がこれでもかと生い茂っており、隣接して走る国道1号すら見えない。これでは絶叫することも出来やしない。

途中、3か所でコースターの進行方向が変わり、乗客を恐怖のどん底に陥れているが、何も心配することは無い。ちゃんと終着駅に向かって登山あるいは下山を続けているので、安心してほしい。鉄道教徒はこれをスイッチバックと呼んで珍重するが、一般人は特に気にする必要はない。

強羅~早雲山間[編集]

強羅まで登山電車で上ってきた観光客は、大半が園内バスに乗ってそれぞれの目的地へと向かっていくが、箱根でもメイン級のアトラクションである大涌谷や芦ノ湖に向かうわずかな観光客がこの区間に乗車し、山越えを図る。斜行エレベーターで、途中4つのフロアを含む6つのフロアで乗降が可能であるが、沿線にはとりとめて何もないので、大半の乗客は強羅と早雲山で乗降することになる。その代り、登山電車とは違って比較的開けた風景が広がっており、加えてエレベーターの搬器も景観を重視した見晴らしの良い大型窓を採用しているので、箱根の大自然をこれでもかと堪能することが出来る。

早雲山~桃源台間[編集]

山越えの為に建設されたゴンドラアトラクションであり、これまでの路線は上る一方であったが、大涌谷からは芦ノ湖への下りへと入る。これまで自然いっぱいの緑あふれる風景が広がっていた沿線風景が、大涌谷から噴出する硫黄成分によって荒涼とした風景に変わり、活火山である箱根の恐ろしさを、景色という意味でも運賃という意味でも身近に感じられる。

ここ最近は火山活動の活発化により、しばしば運休することがある。また早雲山〜姥子間は特に火山ガスが濃く、呼吸器や心臓に疾患のある客は生命に関わるので乗ることができない。

箱根~三途間[編集]

2015年7月以降に開通される可能性のある新ルート。ちょっとだけ地球がクシャミをしてトバ・カタストロフレベルの小噴火を起こすことで多くの人類を別世界へといざなうことで知られており、別名を銀河鉄道と呼ぶ。あわせて、パクリである999とは別物であり、松本零士に訴えられる可能性は存在しない。

車両[編集]

登山電車[編集]

モハ1形・モハ2形
1919年(1形)と1927年(2形)に木造車体で製造された車両である。ちなみに、現在でも現役である。箱根登山鉄道の非常に長い歴史を象徴するような車両であるが、さすがに登場当時の姿は留めておらず、車体を鋼製車体にしたり、走行機器を現代の物に換装するなど様々な魔改造を受けて延命されている。
1000形「ベルニナ号」
登山電車としては45年ぶりの新型車両として1981年に登場した車両であったが、全国でも鉄道車両の冷房化が推進されて、標準装備に等しい時代であった登場当時、何と非冷房で登場したのであった。いくら山岳地帯で涼しいからといって、さすがに現代の蒸し蒸しとした暑さにはあらがえなかったのか、2004年には冷房が取り付けられた。
「ベルニナ」というのは、姉妹提携していたスイスのレーティッシュ鉄道ベルニナ線に因んだもので、この車両から箱根登山鉄道のスイスリスペクトが顕著になってゆく。
2000形「サン・モリッツ号」
創業100周年を記念して1989年に登場した、ちゃんと冷房が標準装備された車両である。パッと見ではほとんど1000形との差異は認められないが、細かなところでちょっとずつ見た目が変わっており、間違い探しの題材としても用いられている。
「サン・モリッツ」とは、先述のレーティッシュ鉄道沿線にある観光地の名前である。箱根で言えば、車両に「大涌谷号」とか、「仙石原号」とか名付けるようなものである。もう少し他に無かったのであろうか。
3000形「アレグラ号」
繁忙期の輸送力増強の為、2014年に登山電車としては25年ぶりの新型車両として、2両に8億円を投じて登場したのが3000形である。1両4億円もの開発費は鉄道車両としては異例の超高額であるが、登山路線という特異な環境が故であり仕方がない。仕方がないんだ、うん…
「アレグラ」とは、スイスにおいて話されるロマンシュ語の挨拶に因んだものである。もはやレーティッシュ鉄道が関係なくなってしまった。
乗り入れ車両
このほか、小田原~箱根湯本間では小田急電鉄の車両が乗り入れる。すべての車両が乗り入れているロマンスカーを除けば、ほとんどが型落ちのボロである。4両編成までしか乗り入れられない縛りがあるため、無料の優等列車は乗り入れてこないほか、各駅停車はほとんどが新松田~箱根湯本間に閉じ込められてしまった。昔は箱根湯本まで直通の急行があったりしたのだが…
銀河鉄道
1934年に運行を開始した日本初の宇宙旅行専用車両。ただしほとんどの場合において片道切符であることに注意。一般的には蒸気機関車であると考えられているのだけれども、実際は石炭を焚いて走行していないようである。あわせて、イーハトーブに行く可能性も指摘されているものの、いかんせん帰ってきた人間がほとんどいないため、サザンクロス以降の乗車駅については火砕流に巻き込まれてから判断してもらいたい。

箱根フリーパス[編集]

小田急線や周辺各線の駅では「箱根フリーパス」というものが4000円から5000円程度で販売されており、これを購入することで、箱根登山鉄道を含む「箱根ゴールデンルート」の交通手段が利用し放題となる。超高額運賃のロープウェイや、観光アトラクションとしても人気の箱根海賊船が利用し放題とあって観光客の間では定番商品となっているが、相当乗り回さなければ元が取れない上、交通手段を除いた娯楽アトラクションの類は約50の施設で割引が適用されるだけであり、しかもその内容も実にケチ臭いもので、思いのほかメリットは少ない。また、利用期間が2日か3日分とあって料金もそれなりにお高く、日帰りで訪れることが多い地元神奈川県民には敬遠されている。

かといって、園内の主要な交通手段といっても過言ではないバスの全線一日乗車券が発売されているわけでもなく、あっても数路線乗り放題だけという見事なケチっぷりである。日帰り旅行の観光客にとっては些か不便であることは間違いない。

六文銭[編集]

実は、箱根という土地は東京都に近い観光地という意味からか大変に安いフリーパスが売られていることでも知られており、男女2人でわずか12文、場合によっては無料。ただし、ロープ代、もしくは薬代が必要、などというケースもちらほらと。特に、人生最後の家族旅行で箱根を選ぶような話は数多く存在しており、箱根で思う存分楽しんだ後、富士山麓の青木ヶ原樹海へレッツゴー。もしくは、Wヤングよろしく熱海の海岸へジャンプ、などといった話がひそかに伝えられている。

関連項目[編集]