擬似科学史

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科学史(かがくし)では、一般市民によって大きく支持され、現代に隆盛を誇るまでに至った科学の発展の歴史について述べる。

概要[編集]

庶民の血税で行われる何の役に立つのかわからない研究を弾劾する政治家

古来、学問や知識とは貴族および上流階級のものであった。頭の悪い下層階級の人間が肉体労働を行う代わり、王族貴族が頭脳労働を担当するというある種の分業制が取られていたのが基本形であり、知識というものは上流階級の人間が身につけていればいいものであった。

しかし時代を経て、一般市民にも知識や知能が求められるようになっていった。近代に入り機械の登場・普及するとその流れはますます強まった。単純労働が機械に置換されたため、本来そのような知識の必要ない下流の人間までもが就職口を求めて学校へ通うようになり、中途半端に知識を得た一般人が上流階級の人間がやっていることに疑問を持てるようになった。民主主義が導入され、国の科学技術への投資や金の流れを国民自身が監視するシステムへと移行した。

その中で登場した一般庶民向けのメディア媒体として、特に大きなものがテレビの登場である。実際のところ一般人も暇ではないため、資金の流れや技術がどのように役に立つかを逐一監視するというのは好き者でなければ難しい所である。それを代わりに行うメディアというものの中で、特にテレビは国民に簡単に様々な知識を提供してくれる存在として人気を博し、ネットが台頭するまでは一般人のほとんどかなりの情報源を占めるまでになった。テレビの登場以降、それまでは反論すら許されていなかった一般人確証バイアス全開の中途半端な知識を蓄え、頭でっかちな学者どもの研究を「それ何の役に立つの?」と否定することができるようになったのである。

そして常に国民へ知識を配る素晴らしきメディアによって知識を配給されるために、一般人が自分で学術書や専門書を読もうともしなくなった現代において、一般市民は彼らから供給される素晴らしき科学知識の数々を元に、自分たちの税金で何の意味があるのかさっぱりわからない研究を行う学者どもへの無駄な資金提供を削減し、自分達の悩みを直接解決してくれる様々な科学的手法を幾らでも手に入れられるようになった。正に科学によって切り開かれた、輝ける人々の時代がやってきたのである。

科学の興隆[編集]

高度な建築物を作るためには科学の力が必要不可欠であった。

科学の始まりは、人類がピラミッドジッグラトといった高度建築を志した時に遡る。建築計算のために発展した数学は基礎的な知識となって世界に普及し、古代メソポタミアでは文明を発展させ社会を安定させるための技術として、星の動きから未来を読む占星術が登場する。前1200年のカタストロフにおいて一時的に甚大な被害を被るも、その後のギリシア文明において先駆けとなる自然哲学が開花、現代に繋がる様々な基礎理論が提唱されることとなる。

はじめ唱えられたのは、世界が空気の4つで構成されるというエンペドクレス四元素説である。ヘラクレイトスが提唱した「火のアルケー」論は後にフロギストン説へと発展する基礎理論になり、また「医学の祖」ヒポクラテス四体液説に則って瘴気論を見出すなど、幅広い分野へと繋がった。また四元素説は後に全盛期を迎える錬金術の基本体系にもなり、東洋でも陰陽説および五行説として独自の進化を遂げ、世界における科学研究を今なおリードし続ける最大理論でもあり続けている。

そして、「万学の祖」アリストテレスである。アリストテレスは生気論天動説自然発生説など、様々な分野において著名な実績を残した。特に天動説はその後1000年以上に渡ってキリスト教界の主軸であり続け、それを支持する一般市民達によって数多くの有望な学者達を処刑台に送り続けるという驚異的な成果を発揮した。その多くが科学の発展を支えた偉大なものであるが、一方でそれまで一般的であった地球平面説を否定し一般人に地球が丸いことを知らしめてしまうなど、現代では誤りだったと考えられているものも多く含まれている。

古中世における発展[編集]

錬金術師。

古代エジプトヘルメス・トリスメギストスによって創始された錬金術は、金銀目当てのアホな王族貴族から金を引き出し庶民に分配するという、科学史上極めて重要な役割を担った。『鉄や銅などの卑金属を金銀などの貴金属に変える』というわかりやすい理想ゆえにすぐに世界に広まり、古代から中世にかけて隆盛を誇ったのである。

イスラム科学の黄金期を築いたジャービル・イブン=ハイヤーンホムンクルスおよび賢者の石の生成で知られたパラケルススの時代に全盛を迎えたが、中世後期以降、最後の錬金術師と呼ばれたアイザック・ニュートン以降は卑金属から金銀を作るのは非効率であるという考えが主流になっていき、錬金術から発展した現代科学へ繋がる方向へシフトしていく。その過程で錬金術そのものは一般には廃れていくことになるが、錬金術に始まる科学的な考え方が庶民にまで浸透してきたことによって、それまで宗教の取り分であった「アホな一般庶民を騙くらかして金をむしり取る」という役割が科学の側に回ってくることとなったのである。

また、中国では陰陽五行説から発展した風水錬丹術が発展した。古くは始皇帝の時代より水銀を用いた不老不死研究で世界をリードしてきた中国であったが、しかしこういった草木や鉱物由来の薬を用いる外丹術は、服用者が明らかに薬原因で死に続けたために庶民にも流石に察せられて敬遠され、西洋で錬金術が発展した頃には衰退を迎えてしまう。しかし中世以降では外丹に代わり、の運用によって体内錬成を行うという内丹術が、一見健康っぽく見えるためか庶民にも親しまれ、練丹術の主流となって現代に続いている。

近現代[編集]

骨相学地図。これによるとアジア系は模倣的で倫理性に劣るとのことで、特にイギリスの貴族階級に最も受け入れられ利用された。流石イギリス人は言うことが違う

近代疑似科学の先駆けとなったのは、骨相学を体系化させたフランツ・ヨーゼフ・ガルである。ガルは人間の頭蓋骨の形を測定し、その形状と人格・精神との関連性を表した脳地図を作り上げることに成功した。古代より同様の研究自体は存在し、蜀漢諸葛亮は帰順してきたある武将に対して「頭の形に反骨の相がある」として登用に難色を示すなど精神と頭骨形の相関関係は古くより知られていたが、ガルはそれを統計的に記録観察した最新の科学者として現代で広く名を知られている。

また、エガス・モニスは骨相学的な脳機能局在論を発展させ、ロボトミー手術を考案した。この手術はてんかん患者を大人しくするものとして高い評価を受け、モニスはこの功績によりノーベル賞を授与している。同様に血液によって脳の働きひいては人格をある程度推論できる血液型分類法は、現代日本においても極めて一般的な性格判断法として利用されている。

新大陸の研究も進んだ。陸上の生物はまず前提として海を渡ることができないため、遠く隔てられた大陸に同系統の生物が存在しているのは何故なのかを考える必要があった。古くはアリストテレスの師プラトンの時代には、大西洋にかつてアトランティスと呼ばれる大陸が存在していたことが知られており、アメリカヨーロッパの間がかつて陸地で繋がっていたことが証明された。

地球内部にはアガルタシャンバラクン=ヤンなどの様々な国々があり、近年では交易なども始まっている。

近代になって、同様に離れた陸地の生物相から、かつてあった陸地が水没した地域が他にも存在することが判明した。それがインド洋からマダガスカル島まで繋がっていたレムリア大陸や、太平洋の中心部で栄えたムー大陸である。同時期に大陸移動説という理論が対抗馬として上げられたものの、まず冷静に考えて陸地が動く訳ないし動力源が不明瞭であったため、大きく広がらずに廃れていった。これについてはマントル対流なるものを動力に上げた学者もいたが、エドモンド・ハレー以来の地球空洞説に真っ向から反するため棄却されている。

20世紀に入ると、遂に宇宙の研究が発展を始めた。古くは古代ギリシアより研究が続いていた太陽向こうにあるもう一つの地球の存在が確認され、またブラックホールホワイトホールの理論から発展したワームホールを用いる時空間移動の方式が確率した。生物学ではヒトES細胞の単離に成功した黄禹錫や、STAP細胞の発見に成功した小保方晴子など大物科学者の出現が相次いでおり、今後の更なる発展が期待されている。

現代日本における科学の隆盛[編集]

現代日本は科学の最も発展した先進国の一つであり、国民もまた科学への理解が深いお国柄である。新たな科学的知見が作られると発見されるとTVによって速やかに日本国民に発信されて一世を風靡し、国民が飽きた頃にブームが一段落した頃にはまた新たな知見が発表されるという先進的なループによって日本社会は回り続けている。

日本人は特に「健康」と呼ばれる事象について非常に執着心が強いことで知られ、健康と名のつく研究には多くの一般人が惜しみなく手持ちの資金を投じてその発展を応援する風土が完成している。マイナスイオンデトックスピラミッドパワーなど特に有名な科学的手法においては、多くの一般庶民がその効能を自ら実験し、結果をフィードバックするという国一丸となって科学研究に協力するという姿を全世界に見せつけた。

近年では有機農業という、栄養価の高い食品である昆虫を食べなくなった現代人を憂い、農薬を禁止することで栄養満天な昆虫だらけ虫食い野菜を消費者に届けようというニューエイジ思想も登場し定着している。他にも、病気の原因となる毒素を適した砂糖水で薄めて投与することで症状を改善させるホメオパシーも徐々に市民権を得つつあるし、水の記憶を操作することで結果が変わるという新事実、ゲーム脳理論にダウジング理論、神社お守り同等の効能が実証されたパワーストーンなど、日本国民の身を張った開放的臨床研究によって発展した技術は極めて多く、世界各国の同様な一般大衆の力によって、現代の科学の歴史は紡がれ続けている。

関連項目[編集]

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