接待ゴルフ

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
移動先: 案内検索
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』 民明書房『"接待ゴルフ"の神秘とスポーツ』

接待ゴルフとは闇の儀式である。大相撲SUMOU同様、名前こそ似ているがゴルフとはほとんど別物である。

概要[編集]

あまたの人々を中毒にし、魅力の虜にして堕落させた闇のスポーツであり、暗黒の儀式である。しかし社会の上位層では欠かせない物となっており、影で日々行われている。それ自体も危ないものであるが、その用途は主に更に危険な裏取引である。例えば悪魔に高額の値段をつけて売買し賄賂として使ったり、別の機会に自分に有利になるよう交友を深めたりするために使われる。

当然その性質上、社会的には悪となっている。具体的には、サボリより悪い。何らかの責任を求められたとき、「自宅で休養していた」より「接待ゴルフをしていた」のほうが二十五倍くらい悪い。大体静電気ピカチュウくらい悪さの度合いが違う。マスコミにとっては格好の記事ネタであり、接待のの字を聞いた瞬間舞い踊り頬を真っ赤にしよだれをたらしながら腰を振り出しガクガクと痙攣したようにその場にうずくまる者もいるという。

最近の事件では前防衛次官軍需専門商社のトップと何度も執り行っていたり、日本首相がゴルフのせいで辞職に追い込まれた事もある。

ルールとやり方[編集]

  • デモンズバットと呼ばれる悪魔の変形した棒──Cruel Batの略称であるCrub(クラブ)と主に呼ばれている──を用いて球状の霊魂を地獄へと還元する。
  • 具体的には、棒で玉を穴の中に入れる。はたから見ればゴルフと何ら変わりはない。
  • ゴルフとの最大の違いは棒の中に悪魔が潜んでいる事であり、この悪魔が魔力でクラブを加速させることにより、力の無い年配の方でも強い衝撃を生み出す事が出来、問題なく遊ぶことが出来る。
  • その代わり、悪魔をきちんとコントロールし正確な位置にクラブを持ってくる必要がある。そのため、力押しの競技・儀式とはまた違う悪魔誘導テクニックが必要となる。

細かいルールとマナー[編集]

  • 目上の者及び招待客より先に魂を地獄へと還元してはならない。何故なら目上の者は自分より徳を積んでいる神聖な存在であり、それより先に浄化行為を行えば霊界の秩序が乱れるため。度が過ぎれば閻魔による裁きが下り、灰と化す。
  • 目上の者及び招待客がコースから外れた場合、直ちに悪魔に懇願して対象の霊魂の位置をコース上に移動させなければならない。目上の者が気分を害せば儀式自体を中断せざるを得なくなり、最悪の場合還元されなかった霊魂が世界に対して多大な悪影響を及ぼす。当然ペナルティ(後述)となるが、避けることは出来ない。
  • 目上の者及び招待客よりあまり離れ過ぎて目上の者を待たせてはいけない。理由は同上。よって、目下の者は目上の者より遥かに優れた悪魔誘導能力を身につけている必要がある。
  • 儀式を取引のために使う事は黙認されているが、儀式中に取引することは禁句(タブー)である。先方の心情が乱れれば儀式に影響が出、無事遂行することが出来ないからである。
  • その他、様々な細かいルール・マナーがある。→接待ゴルフの細かいルール

起源と歴史[編集]

まだ悪魔と契約していた人々が多かった時代に、自らの操る悪魔の力を示すために発明された儀式のうちの一つ。それまでの物が直接悪魔を戦わせたり速度を競ったりするものであったのに対して、霊魂(あらゆる下等生物が一定確率で死後変化し現世にとどまるもの)を利用するというのは斬新なアイデアであり、また日頃から閻魔が手を焼いていたそういった中途半端な霊魂を還元することが出来るという一石二鳥で大いに流行った。が、次第にマナーが悪く霊界の秩序が乱れるような行動を取る者が増え、一時全面的に禁止された。そのまま悪魔狩りが始まったためオリジナルのものは衰退していったが、形を変え現在まで根強く生き残り、再び世界の裏で日々行われる闇の儀式となった。

初期の接待ゴルフは悪魔の形状も棒型ではなく鉄板のようなものだったが、人間の扱いやすいようにと棒型へと次第に変化していった。霊魂が使えなくなってからは球状の物体が用いられるようになった。それに伴い地獄へと直結していた穴も人工的に開けられた底のある穴になり、本来の機能は果たさなくなった。しかし儀式としての機能はなお健在であり、精神を悪魔と共有し忠誠を誓う事でそれに応じた快楽と利益を得る事が可能である。よって儀式としてのルールやマナーを重んじない者は閻魔による裁きを受ける可能性もある。

初期のものは霊魂もサッカーボール大であり、穴は半径3mの巨大なものだった(クラブも同様に巨大であった)。これは、地獄へ直結していた穴の周囲は大抵溶岩か毒沼に覆われており必ずチップインする必要があったのと(グリーンやパターが存在しなかった)、一ホールの距離が平均3000yというとても長いものだったため。

遂行者も始めは純粋な悪魔使いやそれに準ずる者だったが、一度全面禁止された後、霊魂が玉になり穴も人工的なものになるとともに悪魔の魔力も弱まり、裏社会で貴族の娯楽として密かに広まっていった(詳しくは後述)。始めは観戦のみだったが直に自分達でプレイするようになり、その影響で一般人では到底購入出来ないレベルまで器具の値段が上がった。それも衰退の一つの要因になったという。

用語[編集]

基本[編集]

デモンズバット・クラブ
競技を行う際に使用する、変形した悪魔。元々は板状だったが持ちにくいので棒形になり、しかしそれでは霊魂が叩きにくいので先だけ板状となり今の形になった。スポーツとしてのゴルフもこの形を流用している。また、ルールではその形状は詳しく決めておらず、好きな形のもので打つ事が出来る。
魔力の力で自らを加速させ霊魂(または玉)に強烈な一撃を食らわせる。そのため使用者は力ではなく精神力で持って悪魔を誘導し、正確に飛ばす必要がある。尚、霊魂は触れる事が出来ないためこれを用いないと動かす事は出来ない。単体で魔力によって触れずに動かす事も出来るが、儀式ではペナルティとなる。
現在はクラブに特化されており、その魔力もかなり減衰している。そのため高価だがどこでも一般人が買う事が出来、多くの一般人はその悪魔の存在にさえ気づいていないことが多々ある。
霊魂
競技に用いる玉の役目を担うもの。スポーツでいうボールである。高レベル知能を持たない下級生物は死後確率でこれになり、それは後々から自然の摂理であったが閻魔が責任を持って清掃しなければならなかった。それを人為的に協力し霊界に還元する接待ゴルフは閻魔にとって願ってもない好都合な儀式だったが、霊魂を霊界に還元するにはある程度厳格なルールに乗っ取らなければならず、霊界の秩序が乱れてしまったため禁止され一時的に禁止されることとなってしまった。現在はほとんど使われておらず、単なるゴルフボールで代用されている(本項では霊魂と全て記述する)。
穴・ホール・地獄への門
正式名称は決まっていないが、現世と霊界を繋ぐ穴。ここに霊魂を叩き込む事によりゴールとなり、全員がゴールまたはリタイアした所で儀式が終了する。元々は巨大なもので、人の近寄らない有毒物質の噴き出す沼の中央や、溶岩流のど真ん中に存在していた。時代の流れの中で霊魂がただの玉になり、霊界に繋がっている意味がない(むしろ、異物を混入するのは悪影響)のでこちらも人工的なただの穴になった。
バイザー
サン・バイザーの事。よくプロのゴルフ選手が日よけのために使っている。その起源は顔を覆う簡易結界の冠で、これを付ける事により人間の中で一番弱い部分である顔を自身の操る悪魔・霊魂・そして魑魅魍魎から守っていた。現在はそのような効用はない。初期より、環境が良く悪魔の魔力は減衰し霊魂も使われないため、守る必要がないためである。
ペナルティ
儀式中、何らかの理由で儀式が続行不可能になってしまった場合禁じ手である魔力を使って触れずに霊魂をコース内へ戻す事が出来る。その際、ペナルティを課し儀式終了後のポイント精算時にマイナスポイントとして扱われる。スポーツのゴルフでは打数に直接影響するが接待ゴルフではタイムに影響するわけではなく、ペナルティを課せられてもタイムボーナスは得る事が出来る。細かい事は接待ゴルフの細かいルールで。
尚、霊魂を失ってしまった場合(魔力を用いてもコースに戻す事が出来ない場合)、リタイアとなる。
悪魔誘導能力(プレイヤースキル)
悪魔を操る能力。高いと高いほど正確な場所に飛ばせる他、打つまでの時間を短縮したり特殊な打法を扱う事が出来る。パワーも若干だがのばす事が出来る。現代の多くのプレイヤーは並以下の能力しか持っておらず、儀式もそれに応じてレベルが低くなっている。
キャディ
従者。元は貴族の操る悪魔を管理する調教師であり、主人が移動している時などに悪魔を預かっていた。それ単体で悪魔と張り合えるかそれ以上の力を持っている必要があり、アジアでは陰陽師等が雇われる事も少なくなかった。悪魔が暴走した時になだめる役目も担う。
現在では悪魔の能力が衰えている事もありそのような役割を持たず、単に道具を運ぶ雑用となっている。が、儀式に参加する以上そこで行われる闇取引等の一部始終を見る事になってしまうので、闇の組織から取引を持ちかけられたり、捕まって拷問を受けたりと非常に危険な仕事になっている。
管理者
後述するコースを管理する者。邪念が入り込むと悪魔が暴走したり良からぬ霊魂が呼ばれるので、常に結界を更新し管理し続けなければならない。当然大量の金銭が掛かるが、利用者の大半は貴族(現代でも上位層が多い)なので、むしろ儲かるほどの金銭を受け取っている。

コース[編集]

コース
儀式を執り行う場所。スポーツとしてのゴルフとは違い、整備されているものとは限らない。一般的に、スタート地点から穴までの全ての範囲を言う。地球の反対側に穴を置いた場合、地球の半分がコースとなる。しかし、現在行われているほとんどの接待ゴルフは管理者によって整備されたコースを使う事が多い。
フェアウェイ
整備された区域。毎日浄化がなされており、クラブに変化した悪魔が最も力を発揮しやすいようになっている。ただしこれが存在するコースは稀で、管理者が絶大な手間をかけて整備していないと機能しない。登場したのも歴史的にはずっと後で、初期の接待ゴルフには全く存在しなかった。儀式というよりスポーツ・競技に重きを置いた区域である。
ラフ
整備されていない区域。ほとんどのコースはこれを基本として構成される。フェアウェイが全く存在せずラフがフェアウェイの代わりとなっているコースも珍しくはない。事前に儀式が可能な程度まで浄化されているが管理者によってきちんと整備されたフェアウェイとは程遠く、精神状態が不安定であれば悪魔が暴走し始める事もある。ラフの上では、一瞬の隙が命取りとなる。ルールによってはここに入れると+1打か+2打のペナルティが課される事があるが、セミラフでもペナルティの対象になるのでそのルールを嫌う者は多い。
OB
ゴルフにおいてOBとはOut of Bounds、つまりコース外を示すが接待ゴルフにおいてOBは存在しない。地球の裏側まで飛ぼうが大気圏を離脱しようが時空間を飛び越えようが、儀式は続行される。それは現代においても有効なルールであり、例え上司の玉が森の中に入ろうがOBとは言ってはいけない。OBは存在しないのである
グリーン
穴の近くにある特殊な区域、多くの場合なだらかで、ここに着地した場合は穴まで転がして入れる。ただし悪魔誘導能力が非常に高いプレイヤーはここに着地させずとも直接穴に入れる事が可能なので、上級者コースではそもそも存在しない場合もある。
レッド
グリーンの外側にある特殊な区域。ここからチップインするとレッドチップというボーナスポイントが入るが、それよりも遠くからチップインした際のボーナスの方が多く、初心者の救済措置のようになってしまったので廃止され現在は使われていない。

ハザード[編集]

ハザード
危険区域の総称。まともに悪魔を操作する事が出来ない地域を指す。続行不可ならばペナルティと共に、魔力によって無理矢理霊魂を引き戻す。それさえ不可能な場合はリタイアとなるので注意。場合によっては儀式を中断せざるを得ないこともある。
バンカー
ハザードの一つ。ハザードの中でも軽度のもので、大抵は続行可能である。管理者によって人工的に作られているものもあれば、自然に作られているものもある。主なバンカーは砂地、沼地、水場、雪上、鳥の巣の中など。ルールによってはここに入れると+1打か+2打のペナルティが課される事があるが、ラフほどは入らないのでそのルールを嫌う者は少ない。
ウォーターハザード
ハザードの一つ。バンカーの次に軽度のもので、悪魔誘導能力次第ではペナルティになる事も無く続行が可能。浅い水場等はバンカーとして扱われ、ウォーターハザードは大体水深3m以上か、流れが早い川などの場合に用いられる。
ラヴァ
ハザードの一つ。溶岩地帯を指す。天然のコースとして火山はよく用いられるため珍しくはないが、高温なので人間は生身で近づけない上、当然中に入って打つ事も出来ない。よって高い悪魔誘導能力を持つプレイヤーはクラブを魔力で延長し高台から打つが、足を滑らせれば即死のため初心者は素直にペナルティを受けると良い。
ボルケイノ
ハザードの一つ。火山地帯の中で、特に噴火による被害が頻発に起こる可能性を持つ区域を指す。大体10分に1度程度溶岩に覆われれば、ボルケイノとして判定される。打つ分にはラフと対して変わらないが、悪魔誘導の際の集中時に溶岩に襲われるとまず助からないため自信が無ければペナルティを受けると良い。また、霊魂は動かせない上溶岩流に流される可能性もあるので、噴火のサイクルが近い時にボルケイノに侵入してしまった場合プロでもペナルティを受ける時がある。
ストーム
ハザードの一つ。その名の通り、嵐の中にある区域を指す。ストームの起きやすい位置を推測することは出来るが、完全に予測する事は不可能なのでハザードのなかでも異質なものに入る。凄まじい風と時には豪雨で、霊魂があちらこちらに飛んでいったりするので、空中を飛び回る霊魂を確実にヒットし更に風に影響されない強いパワーで嵐の外に抜け出るプレイヤースキルが無ければ諦めてペナルティを受けるのが良い。嵐が過ぎるまで待ってから霊魂を探すのもいいが、他のプレイヤーに大きく遅れを取る上別のハザードに霊魂が侵入することもあるので注意。
ダイヤモンドダスト
ハザードの一つ。あらゆる氷雪による被害を指す。分かりやすい例でいえば、吹雪や雪崩である。起こった事象によって危険度の度合いは変わるが、軽度の場合ハザードから復帰した際に貰えるハザード・ポイントを狙うためにわざわざ氷雪地域に侵入するプレイヤーもいる。
カオスフィールド
ハザードの一つ。特に邪念が酷く、人のより付かぬ場所であることが多い。様々な無念霊魂や妖怪が闊歩しており、運悪く悪しき妖力が働けば自身の悪魔が暴走してしまう。速やかに脱出するか邪念に負けぬ強い精神力を持つ者でないかぎり、ペナルティを受けるのが身のためである。
ダークホール
ハザードの一つ。最も危険で、決して霊魂を此処に落としてはならない。強い恨みを持ったまま滅亡した強力な妖怪や悪魔、堕天使が形成し、肉体が消えてもその絶大な魔力をそこに残し続ける。これに浸食された霊魂はたとえそれが蝿の魂であっても巨大にふくれあがり、実体を持って暴れ回る。悪魔も例外でないが非常に高い精神力と悪魔誘導能力を保持していればコントロールし、戦う事が出来る。どちらにしてもダークホールが含まれているコースは超上級者向けであり、初心者は見る事すらないので大丈夫である。また、霊魂が変貌してしまう場合がほとんどなので、入れば即リタイアとなる。運が悪ければプレイヤーの死亡にも至る。

ショット[編集]

ショット
霊魂をクラブで打つこと。現在はただの玉のため単なる衝撃音と共に玉が遠くに飛ぶだけだが、霊魂を叩いていた時はその強さや悪魔誘導能力により七色に光り、凄まじい音と共に炎の尾を引いて飛んでいった。現在でも当たりどころによって右や左にコースがずれるが初期は更に分かりやすく、右や左に寄ると音が鈍くなるのに対しど真ん中にジャストミートすれば水の弾けるかのような心地よい音がなった。
バンカーショット
バンカーに入ってしまった霊魂を掬い出すショット。下からえぐり込むように打つため、衝撃が地面に直に伝わり、砂や水が飛び散ったり酷い時には軽い地震が起きる事もある。通常はサンドウェッジで行うが、敢えてパターを使う者もいる。
ハザードショット
バンカーより難易度の高いハザードから抜け出すショット。ハザードの状態によって打ち方を変えなければならない場合が多く、溶岩の底に沈んだ霊魂を打つためにクラブを長く変化させたり、嵐と共に空を飛び回る霊魂を野球のように叩き飛ばしたり、特殊な打ち方をする必要もある。ハザードショットが成功した場合、ハザードポイントがボーナスとして付く場合がある。
パット
グリーンの上で、玉を転がして穴の中に入れるショット。前述したように上級者はこれを全く使う必要が無く、もしミスをしてパットせざるを得ない状況になってしまった時は、恥をかくよりはと自決する者も多かった。現在はプレイヤー全体のレベルが下がっているので、特に考えず当たり前のように行われているショットである。
チップイン
グリーン外から直接穴へと入れること。霊魂には元々霊界と引き合う力があるため、悪魔誘導能力が高い者はその力を活かし、クラブに余計な力を込めないことによって吸い込まれるかのように霊魂をその穴に直接入れる事が出来る。また、霊魂と穴が人為的な物になった後も悪魔の能力を最大限に使える者はその力を使いショットに細かい修正を施してチップインをほぼ確実に成功させる事が出来た。アイアンやウェッジを使って行う事が多いが、パターを使って行う者もそれなりにいる。
キャリー
ショットされた霊魂が地面に着地するまでの距離。平均で700y程度で、歴代の記録では2377yのコースでのホールインワンが確認されている(但し、馬蹄型のドッグレッグホールでショートカット利用での記録)。が、現在はやはりプレイヤー全体のレベルが下がっているので精々250y前後行けば良い方である。が、ドラコンの世界記録保持者は400y以上飛ばしている。
ラン
霊魂が地面についてから完全に止まるまでの距離。ランが全く無いショットのことをブレイクという。逆に、ランが300y以上あるショットも存在する。

特殊ショット[編集]

特殊ショット
中級者以上のプレイヤーは、悪魔の力を活かした特殊なショットを打つ事が出来た。玉が霊魂だった時はより確実に力を伝える事が出来るので成功率の高いものだったが、人工物になってからは一気に難易度が高くなり極一部の人間しか扱う事が出来なくなった。現在はほとんど使われていない。
低弾道系ショット[編集]
スピアー
低い弾道で、直接ポイントを狙って打つ。最も基本のブレイクでありランが無く、地面に半分埋まるような形で着地する。難易度は低く、まずはこのショットを身につけるのが第一歩であった。
コブラ
非常に低い弾道のまま進み、突然ふわっと持ち上がる不思議な軌道を持つショット。スピアーでは通り抜けられない低いトンネルも通り抜ける事が出来る。着地を安定させるためにブレイクと組み合わせたものを、スパイクと呼ぶ事もある。
ホバー
地面スレスレの低い軌道で飛び、突然止まって落ちるとても特殊な軌道のショット。障害物を避ける他、洞窟の中を通る時は多用される。また、後述するクラッシュを防ぐ手段として有効。欠点としてブレイクと組み合わせる事が出来ず、平坦な場所ならその場で止まるが傾斜があるとそのまま転がっていってしまう。
高弾道系ショット[編集]
トマホーク
とても高い弾道で打ち上げた後、地面に突き刺さる。ブレイクの一種。大きな遮蔽物があっても上を通過出来るため重宝された。
ドロップ
ゆるやかに上昇した後、急激に落ちて地面に突き刺さる。トマホークと似ているが微妙に軌道が違い、ドロップは横から見れば直角三角形の軌道を取る。ほぼ垂直落下故ランはほとんどないが、ブレイクではない。小さな溝の中に穴があったり、障害物が特殊な形をしていた時に用いられた。
横回転系ショット[編集]
クレセント
軌道を右か左に大きく曲げるショット。主に目の前に障害物があるが向こう側に着地させたい時に使う。そのままだと右か左に大きく転がっていってしまうので、ブレイクと合わせたクレセントブレイクを上級者は好んで使った。
ターン
ややカーブしながら飛び、着地した瞬間真横に飛ぶショット。非常に強い縦スピンを与えられている。ジェットと共に、特殊な軌道を描く事が出来るので複雑な障害物を通過するためによく使われた。
その他のショット[編集]
ジェット
一見飛距離の短い普通のショットだが、着地した後にもう一度跳ね上がりものすごい距離を飛ぶ変則ショット。熟練者になればキャリーよりランのほうが長くなる。また、一度目に着地した場所が傾斜ならば軌道が変わるので、それをコントロールすれば他のショットでは不可能な軌道で飛ばす事が出来る。
チーター
強力なトップスピンをかけ、着地した後に長い距離を走るショット。急な傾斜でも大体50yくらい登る事もある。他のショットより使いどころは少なかったが、横に長い溝に確実に落としたり、低い位置にある障害物を避ける時に使われた。
ロケット
軌道は普通のショットと同じだが、空中を進むスピードが恐ろしく速いショット。強力なドライブが掛かっている。使われる機会は多く、単なる距離稼ぎの時の時間短縮に使われたり、滝や密林等を突き抜けるために使われることもあった。熟練者のロケットは厚さ1mのコンクリートの壁を容易く打ち破る。
ナックル
無回転のショット。突然落下する。軌道を読む事が難しいので、クラッシュを防ぐ手段として有効。しかし軌道が読みづらいのは打った者も同様なので、クラッシュ禁止のルールでは基本的に使われない。
クラッシュ
正確には特殊ショットではなく、行為を指す。自分の霊魂を相手の霊魂に当て、相手を不利な位置へと追い出すもので、あらかじめ容認か禁止か話し合って決める。当てるタイミングは相手の霊魂が飛行している最中であり、当然ながら高い能力が求められる。また、クラッシュに成功するとクラッシュポイントがボーナスとして加算される。事前に決めたルールで禁止していた場合は、逆にマイナスポイントとなる。

クラブの種類[編集]

クラブの種類
霊魂を打つ時の状況によって、使うクラブを変えることがある。遠距離を打つのに適しているものや、高い軌道を描くもの、グリーン上で玉を転がすものと様々である。悪魔の力が高く悪魔誘導能力の高い者が多かった時代はそれに応じて悪魔の形状を変えていたが、現代ではそれが出来ないため接待ゴルフを行う者はいくつかのクラブを常に持ち歩く。スポーツとしてのゴルフもこれに倣っている。
以下にいくつかの例を示すが、いずれも悪魔の形状が変化できなくなった後、何者かによって発明されたものである。よって霊魂は玉とする。
ウッド
玉を遠くまで飛ばすためのクラブ。バンカーで右に出るものは居ないと言われている、マイケル・ジェリーウッドが発明したためウッドと呼ばれている。長距離が苦手なマイケルはこれを何とかできないかと試行錯誤し、特殊な形状のこれを考え出した。しかし結局飛ばなかったため、やめた。
1~47番まで(数が大きくなると飛距離が小さくなる)あり、1番はドライバーと呼ばれている。理由は、タクシードライバーの殴打殺人事件に用いられたため。
アイアン
アイアン・ジョニーによって考案された軌道の高いクラブ。原型に近く標準的な形をしているが、悪魔を平べったくすることでコントロールを上げた。が、その分飛距離は落ちており、それが気に喰わなかったジョニーは滅多に使わなかった。長い間お蔵入りとなっていたが、木の上に引っかかったおたまじゃくしを助け、一躍有名になった。
ウェッジ
ビッグス&ウェッジのウェッジによって考案された、短距離用クラブ。ホール直前のハザードを飛び越えるために使われた。いくつかの種類があり、純粋にグリーン寄せやチップインのために用いられるピッチングウェッジ(PW)やアプローチウェッジ(AW)、砂地から脱出する際に用いるサンドウェッジ(SW)、水の抵抗が少なくなっているウォーターウェッジ(WW)、合金で出来ており最大18mまで伸びるボルケイノウェッジ(VW)等、用途に応じて使い分けられる。
パター
主にグリーン上で使われるクラブ。グリーンの登場が最近であるため、当然発明も最近である。J・スミスにより用いられ、広く利用されることとなった。名前の由来は彼が飼っていた犬の「バター」から。よく玉を咥えてどこかに行ってしまったらしい。
毛のついていないモップのような形をしており、玉を押し出すように打つ。意外と重くそのままでは穴を飛び越えてしまうため、バックスピン等を駆使して入れる必要がある。長い距離のパットはロングパットと呼ばれ、30y以上のロングパットは対戦相手をがっかりさせる

公式戦[編集]

最初期には定期的に公式戦があり、これでのみ変動するレートによって公式順位が決められていた。道具の推移によりだんだんと廃れていき、現在は見合うレベルのプレイヤーが少ないこともあり全く行われていない。

ルール[編集]

  • 公式に定められたルールをもって競技を行うがそれは絶対ではなく、審判によって全ての判断は下される。
  • クラッシュは可能とする。
  • 完遂ボーナス内、以下の二項を除く全てを適用とする。
    • 3-7. カオス離脱ハザードポイント
    • 3-8. ダーク離脱ハザードポイント
  • クラブ・キャディに制限は無いがバイザーはこちらの用意した物を使う。

備考[編集]

  • ルール1:基本は普通のルールに乗っ取って行うが、審判(司祭)によって最終的な判断は下される。つまり、ルールと反した命令が出ることもある。これは、司祭が臨機応変に閻魔や妖怪の行動・思惑に対応するため。
  • ルール2:クラッシュは可能である。狙われにくいスピアーやホバーが多用されるが、公式コースは高低差のあるものが多く的確な判断が求められる。
  • ルール3:二つのポイントは莫大であり、一発逆転を狙うために命を落とす者が後を絶たないため。
  • ルール4:バイザーは改造することで容易に悪魔のコントロールを補助する機能を付けられてしまうため。

現代の接待ゴルフ[編集]

形を変え裏社会で行き続けてきた接待ゴルフ、それは冒頭で述べたように現代にも存在する。 魔力も弱まり儀式としての価値も薄くなってきたが、取引等現代社会においての「儀式」としてはとても重要な要項である。 また、貴方が今後社会人として生きていくなら、これに触れる確率はとても高い。よって、一から始めるその手法を紹介する。

クラブ
クラブはどこでも買うことが出来る。専門店で買うことも出来るし、デパートなど量販店でも売っている。が、高い。何故高いかといえばその理由は明白で、中には悪魔が入っているからである。この悪魔は21世紀において非常に希少なもので、人工的に生成された魔界で繁殖している他は入手する事が出来ないからである。
時々安いものが売ってるが、それらは偽者で中身が入っていない。スポーツとしてのゴルフを楽しむ分なら十分だが、接待ゴルフとは程遠い物になるので注意しなければならない。
グローブ・手袋
現代の人間は普段悪魔と接する事が無く、その魔力にじかに触れると思わぬ怪我の原因となる。グローブを着用せずに儀式を行うと、豆が出来たり、その豆が敗れて皮膚がただれたりと大変なことになるので、必ずグローブを着用のこと。これはスポーツ用のもので良い。大体2000円程度で購入することが出来る。
サンバイザー
前述したとおり現在は魑魅魍魎や霊魂から守る効用はないが、天使の力から悪魔や自分の身を守ってくれる。天使の力は基本的に人間に対しプラスの効果を及ぼすが、眩暈がしたり体の一部に異常をきたしたりと悪影響を招くこともあるので、そのような影響を受けやすい者は着用したほうが良い。
誘致
接待ゴルフは基本的に上司から誘致されて開始される。これは古来からの伝統で、紹介無しに接待ゴルフを始める事は出来ない。また、接待ゴルフにおいて初心者だの下手糞だのという言い訳は通用しない。何故なら、どんな些細なものでもそれは立派な儀式であり、それを疎かにするものは閻魔より罰せられることになる。
招致と準備
接待ゴルフは、ただ漠然と始めていいものではない。それが儀式である以上、相応の手順と準備が必要である。現代の接待ゴルフは基本的に儀式主宰者と客に分かれ、儀式の準備のほとんどを主宰者が済ます。
コース選び
管理者との契約を交わすことで、コースを決定するのは主催者の役目である。現在はほとんどが同じようなコースなので特に気にする必要は無いが、確認を怠ればラフを基本とするボルケイノ系コースに連れていかれる可能性もあるので注意する。逆に管理者と顔馴染みならば、管理者が手によりをかけた整備済みコースにて儀式を執り行うことが出来る。
雑多物
儀式に使う霊魂は主宰者が用意する。現代はただの玉なので入手も容易いが、やはり古来から作られているものは高価なので注意(貴族が主に執り行っていたため、関連物の価格上昇が激しかった)。その他食料や日用品等も必要に応じて用意する。これらを欠かすと招待客が機嫌を損ね、儀式が上手くいかなくなる。
取引
儀式の最中に会話することは、最も禁じられている要素の一つである。よって、主宰者と招待客は動作のみでそれを行わなければならない。現代においては取引を優位に進めることを約束するという暗黙の了解が事前にあり、儀式はその決定の意思として行われる。もっとも、貴方が上司で無いかぎりその役目を担う事は無く、目上の者の儀式遂行を手助けしたり雑用をするのみである。

賭けゴルフ[編集]

賭けゴルフは接待ゴルフから派生したものであり、結果により金銭のやり取りが生じる接待ゴルフである。

元は貴族の遊びとして開発され、最下層民を集めて接待ゴルフをさせ、敗者を処刑する=命を賭けるゴルフであった。また、当然貴族に取っては賭けの対象であった。が、次第に自分達で儀式を執り行うようになり、そのまま自分達の勝敗によって金銭が飛んだ。純粋な悪魔の能力を競い合うものとしてではなく、あくまで娯楽として扱われプレイヤーの層は全く違った。儀式において金銭をやり取りするのは不浄だが、儀式外で取引すれば何ら問題はない。

現在にも根強く残っており、一国の首相は厳密にはこちらで責任を問われ、辞職に追い込まれた。 金銭の代わりにチョコレートを用いてやり取りするようだが、何故か違法であったらしい。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • パンヤ
    いくつかの接待ゴルフに登場する特殊ショットやフィールドの特徴を受け継いでいる珍しいゴルフゲーム。
Wikipedia
ウィキペディア専門家気取りたちによって「接待ゴルフ」はリダイレクトページになっています。変なページに飛ばされるので、クリックしても意味はありません。