建築士

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建築士(けんちくし)とは、建築業界において責任だけを感じたい趣味を持つ人たちの総称、またはその資格のこと。

概略[編集]

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建築士は、建築士の資格を持つ建築業界にはなくてはならないものである。「士」の字(資格の分類の中ではしばしば「さむらい」と呼ばれるほう)がつく立派な資格である。一級建築士に至っては合格率10%以下の、そこらの国家資格が裸足で逃げ出す難関資格である。
ただし気象予報士資格を除く。

建築に関する構造や設備、意匠、そして法律に関する知識を持っていることになっているがその実態はお察し下さい。建築系の専門学校大学を出ている者が大半であり、建築士たちはそうした苦労を積み重ねた上で、建築現場での多くの責任を押しつけられるという、自らの身を削り取る自己犠牲的な職業に就くのである。

お仕事[編集]

  • 建築物を設計をさせてもらう。建築物を設計したふりをし、(時々)その責任を取る。
  • 現場の監理をさせてもらう。現場で起きた出来事の責任をとる。
  • 行政手続きをさせてもらう。役所とクライアントの間に挟まれてキュウキュウ言わされる。
  • 建築に関する助言をさせてもらう。「小うるさいことを言う嫌な奴」と言われる。

設計での責任[編集]

設計に関するあらゆる責任を持つのが建築士である。

小規模の建築物の場合[編集]

普通の住宅や小規模の店舗などの設計は施工業者が行うものであって、そこに建築士の出番は無いのだが、残念ながら法律上、設計業務は建築士の専業であり、しかたがないので施工業者は下請けの建築士に「あんたがハンコ押しといて」と図面を押しつける。建築士は仕上がった図面に「私が設計しました」とハンコを押して行政に提出する。もちろん、問題があれば全て建築士の責任である。他人が引いた図面に全責任を負うという、大変に自己犠牲的な職業なのである。

もちろん出鱈目な図面が多く、そのままではマトモに建物が建たないのだが施工業者にとっては知ったことではない。建築士は下請けであることを忘れてはならない。「こんな図面では駄目です」と言おうものなら即座に「あんた、いらないから」と切り捨てられ、別の建築士が呼ばれるので、黙々と責任だけを背負っているのが正しい。

中規模の建築物の場合[編集]

施工業者でも図面が引けてしまう小さな建物はともかく、ある程度の規模になるとさすがに建築士の専門知識が必要となる。そのため設計段階で建築士が呼ばれるようになり、建築士の地位は少しだけ上がる。

その役目は、クライアントと施工業者の間で勝手に話が進んで行く中で「これじゃ確認下りません!」と口を挟んでキュウキュウ言わされることである。

だが「この図面では引き受けられません」などと言ってはならない。そんなことを言った習慣、「じゃぁあんた来なくていいから」と首を切られ、もっと聞き分けの良い建築士が呼ばれるだけである。こうした場合、最も簡単な解決方法は偽装である。つまり行政にはさも法律に適合しているかのように図面を提出し、実際には出鱈目な建物を建てることである。こうした偽装の技術が高い建築士ほど重宝される。

もちろん、クライアントと施工業者の我が儘の責任は全て建築士が負う。大変に自己犠牲的な職業である。

大規模な建築物の場合[編集]

さすがに超高層ビルや何万坪もある巨大建築物だと、もう施工業者は手が出ない。専門知識の出番である。建築士らしい仕事ができるのはようやくこのレベルである。

ただしこうした工事を手がけることができるのは、ゼネコンの設計部か特定ゼネコンと強く結びついた有名建築士事務所だけであって、結局は施工業者側の立場である。もちろん、建築士試験では絶対に出ないような超高度な専門知識と豊富な経験が必要である。普通に仕事をしている限り、偉い顔をする機会はない。

ちなみにこのレベルでは、別の意味での偽装能力が問われる。つまり、専門知識を持って話をしているふりをして自分の無知さを誤魔化したり、時間と手間暇をかけて丹念に計算してやれば、例えば人件費が100万かかったとしても数倍数十倍の経費節減になるような場面で仕事をサボり、建築士が手抜きをしたがためにクライアントの貴重なお金を無駄遣いさせてもそれを隠したりする技術である。

デザイン重視の場合[編集]

所謂「有名建築士」の多くがデザイン重視である。よく「アトリエ系事務所」などと呼ばれる建築士事務所の多くがデザイン優先である。

つまり建築物の外観や内部空間のデザインが優先される。

こうした場合、トップで絵を描く人は(建築士のくせに)法律や使い勝手、構造を気にしないことが多く、苦労するのはその下で実際の設計をする社員達である。

現場での責任[編集]

現場でいちばん偉いのはもちろんクライアントだが、それにも限界がある。大規模建築物やデザイン重視の場合を除き、現場で工事が始まると普通、強いのは施工業者である。多少のクライアントの我が儘も施工業者が丸め込んでしまう。

施工業者は自分たちのやりやすいように現場作業を進め、最初に書いた図面を自分たちの都合にあわせて(希にクライアントの都合にあわせて)勝手に変更する。そして建築士に図面を渡して「変更手続きしといて」と言う。建築士は辻褄をあわせるために奔走し、行政に提出して文句を言われる。

いや図面を渡してくれれば良いが多くの場合、建築士の与り知らぬところで変更が行われ、気がつくと取り返しがつかない状態になっているがその責任も建築士が負う。

というより、建築士が現場に呼ばれることはほとんど無い(現場に呼ぶとお金がかかるので)が、問題の大半は建築士の責任である。建築士の見ていないところで発生しても。大変に自己犠牲的な職業である。

資格の種類[編集]

このような一級建築士も…
一級建築士

地上数百メートルの超高層ビルの設計から、最新鋭の建設技術を駆使した特殊工法の応用、土木技術の詳細な検討、複雑怪奇な構造体の構造設計などなど、建築に関わるありとあらゆる仕事を一人でこなすことができるスーパー専門職。建築業界の花形。

だが、大半の一級建築士は木造住宅しか設計したことがない。もちろん高度な知識など全く持ち合わせないので気をつけろ

二級建築士

小規模の建築物の設計ができる資格。普通に仕事をしている上では二級建築士で十分である。いや十分すぎる。二級建築士の資格ですら完全に使いこなしている人は少ない。

だが多くの場合、二級建築士というだけで無能扱いされる。建築士として扱われない。普通の家の設計ですら「二級建築士事務所」の看板を掲げているとまず依頼されない。非常に不思議なことである。

というわけで二級建築士の大半は他の一級建築士事務所の職員であり、その大半が一級建築士を目指して勉強をしている。そんな資格は使いもしないのに。

木造建築士

すでに建築士ですらない。

建築士と建築家の違い[編集]

  • 建築士は、国家資格を持った専門技術者である
  • 建築家はデザイナーであり芸術家である
  • 建築士は建造物をジェンガと呼び、建築家は設計図をキャンバスと呼ぶ。

関連項目[編集]