名鉄蒲郡線
蒲郡線(がまごおりせん)とは、名古屋共和国西尾市の吉良吉田駅と、蒲郡市の蒲郡駅を結ぶ名古屋鉄道のドル箱観光路線である。
路線概要[編集]
三河湾地区の観光路線として戦前から人気があった由緒ある路線である。沿線には海水浴場や温泉地が点在し、なおかつ名古屋から乗り換え1回で乗車できるため、現在でも非常に多くの観光客が利用している。その人気度は凄まじく、以前走っていた全車特別車特急は輸送力が不足するため普通に置き換えられたほどである。
路線データ[編集]
どれも他の観光路線に匹敵もしくは凌駕する。
主要な駅[編集]
- 吉良吉田駅
- 始発駅。どうやら名鉄西尾線と接続しているらしいが、みな蒲郡線にしか乗らない。蒲郡線の改札口は西尾線とは分けられており、ホームも海寄りという最高のロケーションであることから、名鉄が蒲郡線を別格の観光路線として扱っていることがうかがえる。
- 三河鳥羽駅
- 海沿いにあるひっそりとした佇まいの駅。伊勢志摩の観光地・鳥羽や、有名演歌歌手・鳥羽一郎の名前の由来であることで非常に有名である。
- こどもの国駅
- 現在の皇后陛下も訪れた日本有数の遊園地「愛知こどもの国」の最寄り駅。現在も年間5万人近くの乗降者数を誇る。こどもの国の影響で駅周辺があまりにも発展しすぎたため高架化されている。
- 蒲郡競艇場前駅
- 以前は日本一長い駅名だったこともある、話題性に富む駅。JR東海道本線の三河塩津駅と接続している。しかし天下の蒲郡線から快速も停まらないような小駅に乗り換えをする者などいない。
- 蒲郡駅
- 終着駅。東海道本線はお乗り換え。こちらには特別快速も停車するため、多くの人々が乗り換える。日本一の主要在来線である東海道本線の駅より高架化が早かったのは名鉄蒲郡線が優遇されている証拠である。
運行種別・運行形態[編集]
前述の通り、以前は名鉄伝統の「パノラマカー」や超ハイグレード特急「パノラマDX」が特急として運行されていた。しかし、沿線人口の急変に対応できず、乗り入れ中止となってしまった。現在は九州旅客鉄道の観光列車・「九州横断特急」にならってワンマン運転としている。
存続問題[編集]
当線は観光路線としての風情を出すため、短いホーム、全線単線、ワンマン運転等のローカル要素を生みながら建設された。しかし観光客が増加してくるとこれらが仇となり、観光バスでの輸送に切り替えた方が効率的であるとして廃線がささやかれたこともあった。しかし、地元自治体の努力によって現在も当線はローカル要素を保ったまま存続されており、将来の躍進が期待される。
関連項目[編集]
JR東海 | 東海道新幹線 - 中央新幹線 | CD 飯田線 - CJ 関西本線 - 紀勢本線 - CB 御殿場線 - CG 高山本線 - CE 武豊線 - CF 中央本線 - CA 東海道本線 (新垂井線) - 美濃赤坂線 - 名松線 - |
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JR東日本 | JT伊東線 - JT東海道線 |
私鉄(大手) | 近畿日本鉄道( E 名古屋線) - 養老鉄道 - 伊賀鉄道 - 四日市あすなろう鉄道 名古屋鉄道( IY 犬山線 - KG 各務原線 - KM 小牧線 - KC 河和線・知多新線 - ST 瀬戸線 - TH 竹鼻線・羽島線 - CH 築港線 - TK 豊川線 - TA 常滑線・空港線 - TT 豊田線 - NH 名古屋本線 - GN 西尾線・蒲郡線 - HM 広見線 - TB ・ BS 尾西線 - MY ・ MU 三河線) |
私鉄(公営) | 名古屋市営地下鉄(K●上飯田線 - S●桜通線 - T●鶴舞線 - H●東山線 - M●名城線) |
私鉄(三セク) | 愛知環状鉄道 - L●リニモ - 上飯田連絡線 - AN●あおなみ線 - 明知鉄道明知線 - 長良川鉄道 - |
私鉄(中小) | IZ伊豆急行線 - IS●修善寺線 - 大井川鐵道 - S 静岡鉄道 - 東海交通事業城北線 - |
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この「名鉄蒲郡線」は、延伸の案が出ています。延伸して下さる協力者を求めています。 (Portal:スタブ) |