ヲタクに恋は難しい

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ヲタクに恋は難しい』とは、pixiv発祥の、恋愛における真実を描いたラブコメディの漫画である。なぜ真実かというと、それはメインの登場人物が全員美男美女であり、タイトルにあるヲタクという俗語が指すであろう大半を占めるとされるキモオタの事を指していない為である。

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ヲタクに恋は難しい[編集]

登場人物が全員美男美女であるのは前述したが、それに加えて主人公のカップル(桃瀬成海と二藤宏嵩)の方は、元々幼馴染みで幼少時からゲームなどのインドア趣味を共有していた旧知の仲、そしてそんな主人公サイドを見守る先輩サイドのもう一組のカップル(小柳花子と樺倉太郎)は両方ツンデレで高校時代からの所謂腐れ縁[1]といった関係となっている。よって、ある程度下地の整った段階から恋愛関係が成立しており、この設定の時点で最早夢物語なのである。

なお、登場人物の内面についても言及すると、趣味という意味での中身は、結論から言えばライトオタ、悪く言えば所謂にわかの域を越えていると言える。例えば桃瀬と二藤の共通の趣味は「ゲーム」、桃瀬はそれに加えて「BL(腐女子)」、小柳は「コスプレ」で樺倉はそれにいやいや付き合わされるといった構図である。各々の趣味としては「あるある」尽くしではあるが、ネトゲのパーティーでノーダメージでクリア、コミケで頒布した作品が人気、コスプレが話題となるなど、それなりに道を極めてモノになっている点が見られる。なので、ヲタク要素は充分にある。もっとも、容姿のお陰でくさみが無くなってはいると言えよう。

他方、性格に着目すると、まず主人公カップルの二藤の方は俗に言うコミュ障である。小学校時代は友人が一人(後の彼女となる桃瀬)しかおらず、実の弟に心配されるほど人間関係の構築が下手である。桃瀬はオタク趣味のおかげで破局を繰り返しており、オタク趣味を共有する二藤のおかげで今までとは対照的に恋愛関係に関してはよく言えば安泰、悪く言えばあまり波の無い日々を送っている(それでも局面は度々あるが)。

先輩カップルの方は互いに口が悪く、頻繁にすれ違いを起こして破局の危機っぽいようなシーンも散見されるが、何だかんだ愛情表現も補って余りあるほどであり、「喧嘩するほど仲が良い」状態ともなっている。また、憎まれ口を叩かれながらも体調不良を案じる様子など、長年の信頼関係が垣間見られるシーンも見られる。 その為、登場人物が人間関係と一寸先が予測不能な恋愛関係を思案しながら各々のオタク趣味と共によちよち歩きして愛を育む物語として成立している。

反響[編集]

性格の違う二組のカップルが織り成すストーリーはそこそこ起伏に富んでおり、一方でオタクが嫌いがちな過度なシリアス展開はなく、安心して楽しめる読み物に仕上がっている為、純粋に物語を楽しみたいというニーズは一定以上に満たされる事となった。また、美男美女をメインに据えて、コスプレ趣味を通じて変化する要素を加えた結果、ビジュアルで楽しむ層にもヒットした。その結果、「このマンガがすごい」のランキングで首位を獲得し、単行本がコンビニにまで置かれる[2]までの人気を博した。キモオタのウケに関しても、「それな」「キタコレ」といったわりと流行っているリアルで言ってる奴を見たら絞め殺したくなる言い回しや、「あくしろよ」などの淫夢営業などに代表されるリアルで言ってる奴を見たらドラム缶に詰めて東京湾に沈めたくなる小ネタの挿入など引っ掛かるネタが随所にちりばめられており、それが功を奏して作品にいつのまにか取り込まれた結果、好評価に繋がっているという事例もあるが、一方で、容姿の面から「こんなのリアルじゃない」や「こんなの最初から勝ち組やん」という声も多かった。

メディア展開[編集]

2016年には人気に応えるかのようにCMがキャラボイス(つまり作中キャラクターを声優が担当)付きで放映された。2017年1月現在では原作のストックがまだ足りない(既刊三巻)ため、あくまで将来的にではあるが、コミックスからアニメ化の布石とも言える。

また、漫画ファンにやたら悪名高い「実写化」であるが、原作ではロングの髪型の女性店主をショートカットの女優にやらせるような暴挙にさえ出なければ主演の俳優を選ぶのにはそこまで苦労しないだろう。あとは脚本次第でどこまで作中の雰囲気を再現できるかである。 いずれにせよ、紙の上での物語であろうが映像化であろうが、目に映るのはキモオタの日常とは程遠いラブコメディなのである。

ヲタクに恋は難しい。キモオタに恋は出来ない。

脚注[編集]

  1. ^ 物語開始時点から既にカップルである点に注意されたい。
  2. ^ 単行本がコンビニに置かれるというのは、大抵は重版出版が定番化するくらいの人気タイトルに与えられた特権。

関連項目[編集]