リアル人生ゲーム
リアル人生ゲーム(-じんせい-)は、人生ゲームの世界の出来事を現実でも行うというエクストリームスポーツである。
ルール[編集]
はじめに[編集]
参加する条件は至って簡単である。以下のようなものがあれば十分である。性別、国籍は一切不問。但し、ゲームは世界中で行われることを想定しているため、USドルを用意しなければならない。
- 就職できるだけの学歴と才能、そして年齢
- 場所の移動に必要な自動車
- ゲームを進めるのに必要な金銭 - $20,300,000
- 最初の持ち金 - $50,000
- ゲームマスター(支出を管理する最高責任者)の管理する銀行用の金 - $10,000,000
- 例外が起こったときに解消するための金である - $5,000,000
- 怪我、病気の治療費 - $5,000,000
- ゲーム終了時の賞金用の金 - $250,000
ゲームマスターの元に参加者が8人集まった時点でゲームは開始となる。
ゲームの進め方[編集]
ゲームを進めるのは至って簡単である。基本的にはルーレットを回し、その数だけ駒を前進させ、止まったマスに書かれていることをするだけである。 各プレイヤーは1週間ごとにルーレットを回す権利、および義務が与えられ、決められた日時に実行する必要がある。 そこで止まったマスに何が書かれていようと、それを実行しなければならない。実行を拒否し続けると、ゲームマスター達の側近達が強制的にそのマスに書かれていることを実現させる。例えば「職を失う」のマスに止まれば働き先に行き、仕事を辞めてこなければならない。「家が全焼する」のマスに止まったら貴方の家に火を放たなければならない。「医者に転職する」のマスに止まれば研修も実践も一切してなかろうと、医者にならなければならない。 このようにして命令を守りつつ、スタートからゴールを目指していく。
しかし、ゲームは非常に長く、短くても10年、長いときは30年掛かるため途中で参加者の中の誰かが死亡したり、マスに書かれている地名が既にこの世界から消えてしまっている場合も有るため、命令の実行が不可能なマスが出てくる場合がある。この場合、命令の実行が不可能と判断された時点でそのマスは書き換えられる。
ゲームの清算[編集]
生存している参加者全員がゴールに到達したらゲーム終了となる。その頃には皆壮年期を迎えているはずである。 ゴールに最初に到達した参加者にはボーナスの$1,000,000が総資産に加算される。同様に2位から7位にも少量のボーナスが総資産に加算される。
ボーナスの授与が終了したら、総資産の順に順位が決定され、以下のような物が授与される。お持ち帰り可能な金額は総資産+ボーナス+治療費の残り。 全員分の賞金を合わせても参加費には程遠いが、その分はゲームマスターの報酬となっているので問題ない。
順位 | 賞金 | 賞品 |
---|---|---|
1位 | $1,000,000 + 金庫内50% | 純金製トロフィー + 一国の名誉市民となる権利 |
2位 | $500,000 | 銀製トロフィー |
3位 | $250,000 | 銅製トロフィー |
4位 | $100,000 | 鉄製トロフィー |
5位 | $50,000 | 石製トロフィー |
6位 | $25,000 | 粘土製トロフィー |
7位 | $10,000 | 邪神モッコス像 |
8位 | $0 | オプーナを購入する権利 |
主なイベント[編集]
- 中学校の同級生で性を覚える
- 就職する
- 結婚する
- 子供が産まれる
- 家を買う
- 火事で家が全焼
- 株が急上昇
- 株が大暴落
- 交通事故にあう
- 秋葉原に行ってオタクになる
- 世界一周を達成
- 月に行く
- 火星に行く
- 火星人と交信する
- ウィキペディアの管理者になる
- アンサイクロペディアの管理者になる
- 子供が就職する
- 子供が結婚する
- 子供が犯罪者になる
- 子供が死ぬ
用語[編集]
- ゲームマスター
- リアル人生ゲームの主催者。残り金を総なめに出来るが、ある程度の地位と権力が無ければ務まらない。
- デスゲーム
- 参加者が次々と死に、結局誰もゴールせずに終了してしまった場合のこと。金庫や治療費は全てゲームマスターに送られる。
- フルハウス
- 子供を作りすぎて、車の定員がオーバーしてしまうこと。危険を考慮し、リタイア扱いとなるのが一般的。
- 仕返し
- 誰か一人から$100,000奪うか、15マス戻させることが出来る。一発逆転のチャンス。
- 破産
- 所持金がマイナスとなってしまうこと。2万ドル相当の約束手形を渡され、毎ターン1枚につき$100を払わなければならない。返済はお早めに。