エクストリーム・ドリンク
エクストリーム・ドリンクとは、ありとあらゆる液体を混ぜ合わせる事により新たな飲み物を生み出し、自ら試飲して味や安全さで得点を競うエクストリームスポーツである。
概要[編集]
主にファミリーレストランにおいて一年中行われている。1人でも競技を行え費用が三百円程度しかからないため、小学生や貧乏な学生に人気がある。(但し、後述のオプションを使うと料金が加算される)なお時と場合によっては時間制限がある事もある。より高得点を目指し、理科室から盗み出した薬品を持ち込むプレイヤーもいる。
歴史[編集]
この競技は、縄文時代にクルミや栗などの木の実を砕いて水に混ぜて飲み、その集落の発展を祈願したのが始まりとされている。その後長く忘れ去られていたが、現代になって多種多様にして多量の飲み物が出現、カオスの本質を求めドリンクを混ぜ合わせる秀才を中心に流行し広まっていった。このように本能となるほどにこの行動が刷り込まれている事実から、古代にはかなり頻繁に液体の混合が行われていたと考えられている。
ルール[編集]
競技者は、最初にドリンクバーなどと呼ばれるソフトドリンク飲み放題を注文する。このとき他に料理を頼むと競技への参加費が安くなる事が多い。上級者の間では、クーポン券や株主特典を得意げに振り回し乞食のごとく参加することが常識となっている。
- 次にソフトドリンクを汲んでくるわけだが、ここでひとつのコップに数種類のソフトドリンクを汲む。このときソフトドリンクの中に牛乳、コーヒー、茶を混ぜると点数が高くなる。ソフトドリンクの量はコップの容積の八割以上と定められている。
- テーブルに付いてからオプションを加えるとさらに点数が高くなる。
- 点数計算は、一種類毎に計算し、そのソフトドリンクの量(ml)×混ぜた種類の数とした時の総和で決まる。例えば、コーラ、サイダーを、150ml,180mlずつ混ぜた場合、150×2+180×2=660である。
- 但し、上述の牛乳、コーヒーなどを入れると1.5倍(但し組み合わせによっては適用されない)
反則[編集]
- 飲み干さなけれれば失格。
- 自分に割り当てられたテーブルに着いてから競技を開始しなければ減点されてしまう。さらにお母さんに怒られてしまうかもしれない。と言うよりやりすぎたらお母さん泣いちゃうよ。
〜 エクストリーム・ドリンク について、メニューより抜粋
オプション[編集]
さらなる高得点を得るために、混ぜた後に固体液体問わずに調味料などを加えることができる。このとき加えるものをオプションと呼ぶ。オプションの得点は、加えるものの種類や品質、量によって変化する。以下にはよく使われるオプションが書かれているが、例えば泥水や12年物のワイルド・ターキーをぶち込んでも問題はない。ようはプレイヤーのセンスと懐具合が試されるのである。もちろん、店にあるものよりも持ち込んだもののほうが得点になる。
無料で使用できる[編集]
- 醤油 - 豆乳に入れて豆乳コーヒーもどきに。
- ソース - 醤油と間違えて想定外の味のドリンクを飲む破目になったプレイヤーも多い。
- タバスコ - 10滴目になってはじめて得点。
- ガムシロップ - しょーもな。
- 砂糖 - ほんまにしょーもな。
- 塩 - 砂糖と間違えられると得点を大きく損してしまうため、入れる際には確認をしてもらうと良い。
有料になってしまう[編集]
- みそ汁 - 具を入れるとさらに得点。
- 豚汁 - 脂が浮いていていい感じになっている。
- 米粒 - 独特の食感が楽しめる。
- スープ - 高得点になる代わりに高額。しかしスープ飲み放題セットを併せて頼むことでかなりの点を得ることが出来る。
持ち込み[編集]
- 薬品類 - 劇物が望ましいが途中で没収されかねない。
関連項目[編集]
- エクストリームスポーツ
- エクストリーム・ドリンクバー - あちらはひたすら量、こちらは調理の才覚を競っている。
- 下水道ごっこ
- ジュース
- 闇鍋
- ミックスジュース